巻き肩を整えようとして胸を張ると疲れる方へ|スマホ姿勢と首肩の負担を見直す話

巻き肩が気になって、胸をグッと張る。
その時は姿勢が良くなった気がする。
けれど数分後には、首の後ろや肩が疲れてくる。

このような経験はありませんか。

20代の方でも、スマホを見る時間が長いと巻き肩や首肩の重さを感じやすくなります。特に、就寝前にベッドで横になりながらスマホを見る習慣がある方は、肩が前に入り、首がねじれた姿勢のまま長く過ごしやすいです。

巻き肩を整えたい時、胸を強く張るだけでは首肩が疲れやすくなることがあります。大切なのは、胸を反らすことではなく、スマホを見る姿勢、腕の置き方、肩甲骨の力みを見直し、肩が自然に後ろへ戻りやすい環境を作ることです。

光の森周辺でも、スマホ時間が長い20代の方から「巻き肩を意識して胸を張ると、逆に肩がきつい」という声を聞くことがあります。夜にベッドでスマホを見ている時間が長く、朝から首が重い日もある。姿勢を良くしようとしているのに疲れるため、何を意識すればよいのか分からなくなっていたそうです。

今回は、巻き肩を胸を張るだけで変えようとすると疲れやすい理由を、スマホ姿勢に絞って見ていきます。

胸を張る姿勢は、良い姿勢に見えて力みやすいです

巻き肩が気になると、多くの方は胸を前へ出そうとします。
肩を後ろへ引き、背中を反らせるようにして、姿勢を正そうとする方もいます。

一見すると姿勢が良く見えますが、この姿勢は長く続けると疲れやすいです。なぜなら、首、肩、背中の筋肉で無理に形を作っているからです。

胸を張った瞬間に、肩がすくむ。
腰まで反ってしまう。
呼吸が浅くなる。
あごが少し上がる。

このような状態では、巻き肩を整えているつもりでも、首肩に余計な負担がかかりやすくなります。

姿勢は、力で固めるものではありません。楽に呼吸できる位置で、肩が自然に下がることが大切です。

巻き肩は「肩だけ前に出ている状態」ではありません

巻き肩という言葉を聞くと、肩だけの問題に感じるかもしれません。

しかし、実際には首の位置、背中の丸まり、腕の置き方、スマホを見る目線が関係しています。肩だけを後ろへ引いても、首が前に出たままなら、首肩の筋肉は休まりにくいです。

スマホを見る時、画面が胸より下にあると、自然に顔が下を向きます。顔が下を向くと、背中が丸まり、肩が前へ入りやすくなります。その姿勢が長く続くことで、肩甲骨まわりの動きも小さくなります。

巻き肩を考える時は、肩の位置だけでなく、スマホをどこで見ているかまで見直したいところです。

ベッドで横になって見るスマホが首肩を疲れさせます

就寝前のスマホは、リラックス時間になりやすいです。
ただ、ベッドで横になりながら見る姿勢は、首や肩にとって休みやすい姿勢とは限りません。

横向きでスマホを見ると、下側の肩が内側へ入りやすくなります。上側の腕でスマホを持つと、肩が前へ浮いたような姿勢になりがちです。

仰向けで見ていても、スマホを顔の前で持ち続けると腕や肩に力が入ります。枕が高い状態で下を向くと、首の後ろもこりやすいです。

寝る前なのに、首肩は休むどころか働き続けている。
これが、翌朝の肩の重さや巻き肩感につながることがあります。

胸を張る前に、腕の置き場を変えてみましょう

巻き肩が気になる方は、まず胸を張るよりも腕の置き場を見直してみてください。

スマホを持つ腕が宙に浮いていると、肩は休まりません。肘が身体から離れたままになると、肩の前側や首まわりに力が入りやすいです。

スマホを見る時は、肘をクッションや身体の横に置き、腕の重さを預けます。画面を少し高めにして、顔を下げすぎないようにしましょう。

胸を強く張らなくても、腕が支えられるだけで肩は前へ引っ張られにくくなります。

巻き肩対策は、姿勢を頑張ることより、肩が力まなくてよい状態を作ることから始める方が続きやすいです。

肩甲骨を寄せるより「下げる感覚」が必要なこともあります

巻き肩対策として、肩甲骨を寄せる動きをする方もいます。
ただ、肩甲骨を強く寄せようとすると、肩が上がって首が疲れることがあります。

肩甲骨は、ただ中央へ寄せればよいわけではありません。肩がすくまず、背中の上で軽く動くことが大切です。

おすすめは、肘を身体の横に置いたまま、肩を耳から遠ざけるように力を抜く動きです。次に、息を吐きながら肘をほんの少し後ろへ引きます。肩甲骨を強く寄せる必要はありません。

「胸を張る」より「肩をすくめない」。
この意識の方が、首肩への負担を減らしやすい場合があります。

スマホ時間をゼロにしなくても見直せることがあります

巻き肩や首肩の重さがあるからといって、スマホをまったく見ない生活は難しいと思います。

大切なのは、スマホ時間を責めることではなく、見方を少し変えることです。

ベッドに入ってから長く見る場合は、時間を区切る。横向きで見る時は、同じ向きばかり続けない。腕が疲れる前にスマホを置く。寝る直前は、画面を見ながら身体を丸め続けない。

このような小さな見直しでも、首肩の筋肉のコリをためにくくなります。

巻き肩を整えるには、強いストレッチを増やすより、毎日長く続いている姿勢を変える方が合っていることもあります。

首肩にしびれや強い痛みがある時は無理をしないでください

巻き肩やスマホ姿勢による首肩の重さは、姿勢や筋肉のコリが関係することが多いです。ただし、腕や手にしびれがある、力が入りにくい、強い痛みが続く、急に首が動かしにくい場合は注意が必要です。

そのような時は、無理に胸を張ったり、強く肩甲骨を寄せたりせず、専門機関へ相談することも考えてください。

整骨院元菊陽町光の森院で見る巻き肩のポイント

整骨院元菊陽町光の森院では、巻き肩の見た目だけでなく、スマホを見る時の首の角度、腕の置き方、肩甲骨の動き、背中の丸まりを確認します。

胸を張ると疲れる方は、姿勢を作る筋肉に力が入りすぎている場合があります。施術では首肩の緊張や肩甲骨まわりを見ながら、日常で続けやすい身体の使い方もお伝えしています。

寝る前のスマホ姿勢から、巻き肩の見直しを始めましょう

巻き肩を整えようとして胸を張る。
それなのに首肩が疲れるなら、頑張り方が身体に合っていないのかもしれません。

まずは、胸を反らす前にスマホを見る姿勢を見直してみてください。肘を支える。画面を少し上げる。肩をすくめない。寝る前に同じ姿勢を続けすぎない。

姿勢は、力で固めるより、力を抜ける位置を探す方が続きやすいです。ベッドでスマホを見る何気ない時間こそ、巻き肩や首肩の不調を見直すきっかけになります。

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