膝や腰にも影響する股関節の硬さ|50代から感じやすい身体の変化
膝や腰にも影響する股関節の硬さ|50代から感じやすい身体の変化
靴下を履く時に、前より足を引き寄せにくい。
車から降りた直後、股関節のあたりが詰まる。
歩いていると、膝や腰の方が先に気になってくる。
50代になると、このような身体の変化を「年齢のせい」と感じる方が増えます。特に女性の場合、家事や買い物、仕事、家族の用事などで毎日動いているにもかかわらず、股関節の硬さには気づきにくいことがあります。
股関節は、上半身と下半身の動きをつなぐ場所です。股関節が硬くなると、歩く、立つ、座る、向きを変えるといった動きで、膝や腰が代わりに頑張りやすくなります。最初は股関節の違和感が少なくても、膝の重さや腰痛として出る場合があります。
菊陽町光の森周辺でも、50代女性から「膝が気になっていたけれど、よく考えると股関節も動かしにくい」という声を聞くことがあります。買い物後に足が出にくい、台所で立っていると腰が重い、階段では膝に違和感が出る。こうした変化は、股関節を中心に見直すことで身体のつながりが分かりやすくなります。
股関節は身体の向きを変える時に働いています
股関節は、ただ足を前に出すためだけの場所ではありません。身体の向きを変える時、体重を左右へ移す時、片足で支える時にも働いています。
たとえば台所で振り返る時、買い物中に横へよける時、車から降りて身体の向きを変える時。こうした動作では、股関節が小さく回るように動いています。
股関節が硬いと、この向きの変化が苦手になります。すると、膝をねじるように使ったり、腰をひねって動こうとしたりします。
膝や腰に違和感がある時は、歩く距離だけでなく、方向転換や振り返りの動きにも目を向けてみてください。
膝の違和感は「ねじれ」の負担から出ることがあります
膝は曲げ伸ばしが得意な場所です。
一方で、ねじる動きには負担がかかりやすいです。
股関節が動きにくいと、本来股関節で受け止めたい身体の向きの変化を、膝で補おうとすることがあります。買い物中に急に向きを変える時、台所で身体をひねって物を取る時、階段で足先と膝の向きがずれる時などです。
50代女性で膝に違和感を感じる方の中には、膝そのものを強く使った覚えがないのに、日常の小さなねじれが積み重なっている場合があります。
膝だけを気にする前に、足先、膝、股関節の向きがそろっているかを確認してみましょう。
腰が重くなる日は股関節が前後に動いていないかもしれません
股関節が硬いと、腰にも負担が出やすくなります。
椅子から立ち上がる時、股関節がうまく曲がったり伸びたりすると、身体はスムーズに起き上がります。ところが股関節が固まっていると、腰を反らせたり丸めたりして立とうとしやすいです。
台所で長く立つ時も同じです。股関節が少し動いて体重を受け流せると、腰だけが固まりにくくなります。反対に、股関節が止まったまま立っていると、腰まわりの筋肉のコリが強くなりやすいです。
「腰が悪い」と思っていた不調でも、股関節の動きにくさが関係していることがあります。
買い物帰りに足が重くなる人が見直したいこと
買い物帰りに、膝や腰が重くなる方は少なくありません。
荷物を持つと、身体は左右どちらかへ傾きやすくなります。片側だけで荷物を持ち続けると、股関節の動きも偏りやすいです。そのまま歩くと、膝や腰に余計な力が入りやすくなります。
荷物がある時は、片手だけで持ち続けないようにしましょう。左右に分ける、途中で持ち替える、身体の近くで持つ。このような工夫で、股関節や膝、腰への負担を減らしやすくなります。
歩く時は、大きく歩こうとしなくても構いません。足先と膝が同じ方向へ向いているかを意識するだけでも、股関節の使い方は変わります。
股関節を無理に開くより、向きをそろえることから始めましょう
股関節が硬いと聞くと、開脚や強いストレッチを思い浮かべる方がいます。けれど、膝や腰に違和感がある時に無理に広げると、かえって負担になることがあります。
まずは、立った時の足先と膝の向きをそろえることから始めてみてください。
台所で立つ時は、片足だけに体重をかけすぎないようにします。椅子から立つ時は、足先と膝を同じ方向へ向け、足裏で床を押すように立ち上がります。
股関節を柔らかくしようと頑張るより、毎日の動きの中で股関節が使いやすい向きを作る方が続けやすいです。
座ったままできる股関節の確認
無理なストレッチをしなくても、股関節の硬さは座ったまま確認できます。
椅子に浅すぎない位置で座り、足裏を床につけます。左右のお尻に同じくらい体重が乗っているかを感じてみましょう。次に、片方の足を少しだけ前へ出し、戻します。反対側も同じように行います。
この時、腰が大きく丸まったり、膝が内側へ入ったりしないかを見てください。小さな動きでも、左右で動かしやすさが違うことがあります。
痛みを我慢して行う必要はありません。股関節がどの方向に動きにくいのかを知るための確認として行いましょう。
強い痛みがある時は自己判断で続けないでください
股関節の硬さは、膝や腰の不調と関係することがあります。ただし、歩くたびに強い痛みがある、股関節や膝が腫れている、足にしびれがある、安静にしていても痛みが強い場合は注意が必要です。
転倒後から痛みが出た時も、無理に動かさず専門機関へ相談することをおすすめします。
整骨院元菊陽町光の森院で見る股関節の動き
整骨院元菊陽町光の森院では、股関節の硬さだけでなく、膝の向き、腰の使い方、歩く時の体重移動も確認します。
膝や腰に違和感があっても、股関節の動きや骨盤の歪み、筋肉のコリが関係している場合があります。施術では身体全体の動きを見ながら、日常で負担を減らす使い方もお伝えしています。
膝や腰が気になる時こそ股関節を見てみましょう
膝に違和感がある。
腰が重くなりやすい。
けれど、強い股関節痛があるわけではない。
このような時でも、股関節の硬さが身体の動きに影響していることがあります。
まずは、方向転換の時に膝をねじっていないか。買い物袋を片側だけで持っていないか。立ち上がる時に足先と膝の向きがずれていないかを確認してみてください。
股関節は、膝や腰を支える大切なつなぎ役です。膝や腰の違和感をきっかけに、股関節の動きから身体を見直していきましょう。























