四十肩・五十肩で使う際の注意点

四十肩・五十肩は、ある日突然肩が上がりにくくなったり、動かすと強い痛みを感じたりすることで日常生活に大きな影響を与えます。
そのため、「少しでも楽になれば」と肩サポーターを使い始める方も多いですが、使い方を間違えると症状が長引きやすくなるケースも少なくありません。

ここでは、四十肩・五十肩の際に肩サポーターを使う場合の注意点を、整骨の現場視点で詳しくお伝えします。

四十肩・五十肩の肩は“固定しすぎ”が逆効果になりやすい

四十肩・五十肩の肩の不調は、単なる筋肉疲労ではなく、肩関節まわりの動きの低下や筋肉のバランスの乱れが重なって起こりやすい特徴があります。
この状態で肩サポーターを常に装着し、強く固定してしまうと、肩関節を動かす機会がさらに減り、可動域が狭くなりやすくなります。

特に、
・腕を上げる
・後ろに回す
・服を着替える
といった動作がつらい時期ほど、固定しすぎには注意が必要です。

四十肩・五十肩で肩サポーターを使う際の注意点
痛みが強い時期は「長時間使用」を避ける

痛みが強く出ている時期は、肩周囲の筋肉や神経が過敏になっています。
このタイミングで肩サポーターを長時間つけ続けると、圧迫によって筋肉がこわばりやすくなり、肩の痛みが抜けにくくなることがあります。

肩サポーターは、
・外出時
・家事など負担がかかる場面
など、必要な時間帯だけ使う意識が大切です。

締め付けが強すぎないか必ず確認する

四十肩・五十肩では、「動かすと痛いから」と無意識にきつく締めてしまう方が多く見られます。
しかし締め付けが強すぎると、筋肉の神経圧迫が起こりやすくなり、
・ズーンとした重だるさ
・腕まで違和感が広がる
といった症状につながることがあります。

呼吸や腕の動きが自然にできる程度を目安に調整することが重要です。

夜間や就寝時の使用は慎重に考える

四十肩・五十肩の方の中には、夜間痛が気になり、寝るときも肩サポーターをつけたままにする方がいます。
しかし就寝中は寝返りが制限されやすく、肩関節や首に余計な負担がかかることがあります。

夜間は、
・枕やクッションで腕を支える
・横向きで肩を圧迫しすぎない姿勢を取る
など、サポーター以外の工夫も大切です。

肩サポーターだけでは不十分な理由

四十肩・五十肩の背景には、
・骨格の歪み
・肩甲骨の動きの低下
・筋肉のコリや緊張
・自律神経の乱れ
といった要素が複雑に関係していることが多いです。

肩サポーターはあくまで「補助的な役割」であり、使っているだけで肩の状態が整っていくものではありません。
そのため、サポーターを使っても肩の痛みが変わらない、もしくは違和感が増す場合は、身体全体のバランスを見直す視点が必要になります。

四十肩・五十肩で大切にしたい考え方

四十肩・五十肩は、焦って無理に動かしたり、逆に動かさなさすぎたりすると、回復までに時間がかかりやすくなります。
肩サポーターを使う場合も、「守る時間」と「少しずつ動かす時間」のバランスが重要です。

整骨院元菊陽町光の森院でも、四十肩・五十肩で来院される方には、肩だけでなく姿勢や背中、骨盤の状態まで含めて確認し、日常生活での注意点をお伝えしています。

まとめ|四十肩・五十肩での肩サポーターは使い方が重要

四十肩・五十肩の際に肩サポーターを使うこと自体は間違いではありませんが、
・長時間の使用
・強すぎる固定
・原因を考えない使い方
は、症状が長引くきっかけになりやすいです。

肩の痛みを感じたときこそ、身体からのサインとして受け止め、肩サポーターは補助として上手に取り入れることが、結果的に肩の不調を和らげる近道につながります。

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