ストレスで腰が痛くなる?自律神経と腰痛の意外な関係
腰が痛いと「姿勢が悪いから」「運動不足だから」と思いがちですが、
実はストレスが原因で起こる腰痛も多くあります。
心の疲れが体の不調としてあらわれる――その背景には、
「自律神経」の乱れが深く関係しています。
今回は、ストレスと腰痛の意外なつながりについて、専門家の視点から分かりやすく解説します。
■ 自律神経とは?
自律神経は、体を24時間休まずコントロールしている神経で、
「交感神経」と「副交感神経」の2つから成り立っています。
交感神経:活動や緊張のときに働く(仕事中・ストレス時)
副交感神経:リラックスや休息のときに働く(睡眠・食後など)
このバランスが崩れると、筋肉の緊張や血流の悪化、痛みの過敏化などが起こり、
それが腰の痛みとして感じられることがあります。
■ ストレスが腰痛を引き起こすメカニズム
ストレスを受けると、交感神経が過剰に働き、体は常に「緊張モード」になります。
その状態が続くと、背中から腰の筋肉がずっと硬くなり、血の巡りが悪くなります。
すると、酸素や栄養が届きにくくなり、筋肉内に疲労物質が溜まりやすくなります。
結果として、
腰まわりの“重だるさ”
朝起きたときの“こわばり”
原因が思い当たらない“慢性的な痛み”
などがあらわれやすくなります。
また、ストレスにより脳の痛みを感じる機能が過敏になり、
わずかな刺激でも痛みを強く感じるようになることもあります。
■ ストレス性腰痛に見られる特徴
痛みが日によって変わる
レントゲンなどで異常が見つからない
朝より夕方にかけて痛みが増す
休んでもスッキリしない
こうした場合は、筋肉や骨の問題だけでなく、
自律神経の乱れによる腰痛の可能性が高いと考えられます。
■ 整骨院でできるケア
整骨院元菊陽町光の森院では、
自律神経の乱れによる筋肉の緊張をやさしくゆるめ、
姿勢バランスや呼吸のリズムを整える施術を行っています。
姿勢や骨盤のゆがみを整えることで、
血流と神経の通りがスムーズになり、体がリラックスしやすい状態へ導きます。
また、呼吸を深くするためのストレッチや、
睡眠の質を上げるセルフケアもお伝えしています。
■ まとめ
ストレスは目に見えない「心の負担」ですが、
その影響は確実に体へあらわれます。
特に腰痛が長引いている場合、
筋肉や骨格だけでなく、自律神経のバランスを整えることが改善の近道です。
「原因が分からない腰の痛み」でお悩みの方は、
整骨院元菊陽町光の森院で一度、体の状態をチェックしてみてください。
心と体のバランスを整え、無理のないケアで快適な日常を取り戻しましょう。























