肩こりに効果的な湿布の選び方と上手に貼るコツ

「肩こりがつらくて湿布を貼ったけど、あまり楽にならなかった…」そんな経験はありませんか?
湿布は手軽に使える反面、正しく選び、効果的に貼らなければ本来の働きを発揮しづらいこともあります。

今回は、整骨院元菊陽町光の森院の視点から、肩こりに合った湿布の選び方と上手に貼るコツをご紹介します。

湿布には「冷感タイプ」と「温感タイプ」がある
湿布には大きく分けて次の2種類があります。

● 冷感湿布(冷湿布)
メントールなどが配合されており、ひんやりとした感覚があります。
以下のようなケースに向いています。

急に肩が張った、痛くなった

炎症や熱感がある

スポーツ後の筋肉のこわばり

冷やすことで血管が収縮し、痛みを感じにくくする効果が期待されます。

● 温感湿布(温湿布)
唐辛子成分などでじんわりと温かくなり、血流を促しやすくなるタイプです。

慢性的な肩こり

冷え性や血行不良がある方

筋肉の奥の硬さやだるさが続く時

「温めて気持ちいい」と感じる方には、温感タイプが合いやすいです。

肩こりに合った湿布の選び方
湿布は、単に「温かい方が気持ちいい」「冷たい方がスッキリする」といった感覚だけで選ぶよりも、ご自身の肩こりのタイプを見極めて選ぶのがポイントです。

肩こりの特徴 湿布のタイプ
筋肉が硬く、冷えている感じ 温感湿布
押すとジンジン痛む、熱っぽい 冷感湿布
長時間のデスクワークで重だるい 温感湿布(就寝時)
運動や荷物運びで急に痛くなった 冷感湿布

肌が敏感な方は、かぶれにくいパッチタイプや低刺激タイプを選ぶことも大切です。

効果的に貼るためのコツ
湿布を「貼る場所」と「タイミング」を少し工夫するだけで、実感が変わってくることがあります。

● 湿布を貼る前に
肌の汗や水分をしっかり拭き取る

痛みの中心や、こわばりの強い部分を確認する

血行を促したい場合は、軽くストレッチをしてから貼るのもおすすめ

● よくある貼り場所
首の付け根から肩にかけて(僧帽筋まわり)

肩甲骨の上部(肩を動かした時に痛みを感じやすい場所)

貼る際は、無理に引っ張らず、自然に密着させることがコツです。

● 貼る時間の目安
目安は1日1〜2回、1回2〜6時間程度

長時間貼りっぱなしにすると、かぶれの原因になることもあります

入浴前後30分は貼らないのが基本です(刺激が強く出やすくなるため)

湿布はあくまで「サポート役」
湿布は肩こりの一時的な緩和には役立ちますが、根本的な改善にはつながりにくいのが実情です。
繰り返す肩こりには、筋肉の深部までアプローチすることが重要です。

整骨院元菊陽町光の森院では、お一人おひとりの身体の状態を確認し、姿勢のバランス調整や筋肉のコリの深部ケアを行っています。湿布で一時的に楽になっても、またぶり返す…そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ
肩こりに対して湿布を上手に使うには、
✅ 自分の症状に合ったタイプを選ぶこと
✅ 貼る場所とタイミングに気をつけること
✅ 湿布だけに頼らず、根本ケアを意識すること
が大切です。

毎日のケアに湿布を取り入れながら、肩こりに悩まない体づくりを目指しましょう。

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