むち打ちの症状がでるまでの期間と症状が遅れて出る理由

交通事故や急激な衝撃によって首に負担がかかると、「むち打ち」と呼ばれる状態につながることがあります。ただ、その場ではそれほど気にならなかったのに、数日たってから首や肩に違和感を感じるというお声をよくいただきます。

「なぜすぐに症状が出ないのか」「むち打ちにはどんな特徴があるのか」といった疑問に対して、整骨院元菊陽町光の森院の現場で実際に対応してきた経験をもとに、詳しくお話していきます。

むち打ちとはどういったものか?
まず「むち打ち」という言葉は、医学的な正式名称ではありません。一般的には、首に過度な衝撃が加わることで筋肉や靭帯、神経などに負担がかかった状態のことを広く指しています。

首がムチのようにしなる動きをしたことからその名が付けられていますが、実際には首だけでなく、背中や肩、頭部にも影響が及ぶことがあります。

症状がすぐに出ない理由とは?
事故の直後は、本人も気が張っていたり、アドレナリンの影響で身体の感覚が鈍っていたりすることが少なくありません。そのため、その場では「大丈夫」と感じていても、しばらく経ってから首や肩に違和感や痛みが出てくることがあります。

また、むち打ちの症状には、筋肉や靭帯の損傷による緊張が時間をかけて蓄積され、数日後に現れるケースも見受けられます。衝撃を受けた直後には炎症が小さくても、時間が経つにつれて広がっていくことが背景にあります。

症状の出方には個人差がある
むち打ちと一口に言っても、感じ方や症状の出方には人それぞれの違いがあります。

たとえば、

首を動かすと違和感や重さを感じる

肩や背中の張りが強く感じられる

頭痛やめまいが出てくる

手や腕にしびれのような感覚が出てくる

こうした症状が事故後すぐではなく、数日~1週間ほど経ってから出てくることもよく見られます。症状が出るまでの期間に幅があることを知っておくだけでも、早めの対応につながります。

放置してしまうことで起こる影響
むち打ちは、時間とともに落ち着いてくるものだと思われがちですが、放っておくことで筋肉のこわばりや関節の可動域に影響が出やすくなります。

それによって、日常生活の中で動かしづらさや違和感が残りやすくなり、慢性的な不調につながる可能性もあります。初めは軽い首の張りだったものが、肩や背中の疲れやすさへと広がっていくケースも少なくありません。

整骨院での対応について
整骨院元菊陽町光の森院では、むち打ちのように身体への衝撃からくる不調に対して、やさしく丁寧に身体の状態を見極めることを大切にしています。

身体全体のバランスを確認しながら、筋肉の緊張をやわらげたり、関節まわりの動きを整えたりといったサポートを行っています。急な違和感に対しても、無理のない範囲で進めていくよう配慮していますので、「どこに相談してよいか分からない」と感じている方も安心してご相談ください。

むち打ちを軽く見ず、早めの対応を
交通事故後に特に違和感がないからといって、完全に安心できるとは限りません。むち打ちは、あとからゆっくりと身体にサインを送ってくる場合が多く見受けられます。

大切なのは、「少し気になるな」と思った時点で身体に目を向けることです。違和感の小さいうちに対応することで、長引かせずに済むことが増えてきます。

整骨院元菊陽町光の森院では、むち打ちに関するお悩みにも細やかに対応しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたの身体としっかり向き合いながらサポートいたします。

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