かなり注意をしたいぎっくり腰。痛さのレベルはどのくらい？

ぎっくり腰は突然襲ってくる強烈な痛みが特徴です。その痛さのレベルは人によって違いがありますが、多くの方が「動けないほど痛い」と表現します。一瞬で腰に力が入らなくなり、動こうとすると鋭い痛みが走ることが一般的です。この状態になると、日常生活に大きな支障をきたします。

痛さの感じ方はさまざま
ぎっくり腰の痛みには個人差があります。以下のように、痛みのレベルは軽度から重度まで分けられます。

軽度な痛み
腰に違和感があり、動かすと少し痛い程度。この段階では日常生活を送ることが可能ですが、無理をすると悪化するリスクがあります。早めの対応が重要です。

中等度の痛み
腰を動かすたびにズキッとした痛みを感じ、長時間立っていることや座ることが難しい状態。家事や仕事に支障が出るレベルです。

重度の痛み
一歩も動けないほどの激痛が腰に走ります。この状態では寝返りすらつらく、横になったまま動けなくなる場合もあります。

ぎっくり腰は何が原因？
痛みの原因は、腰周りの筋肉や靭帯に急激な負担がかかり、炎症が起きることによるものです。例えば、重い物を持ち上げた瞬間や急な動作、さらには何気ないくしゃみで発症することもあります。

また、日頃の姿勢や動作のクセがぎっくり腰の発症リスクを高めることもわかっています。慢性的な腰痛を抱えている方や、普段から運動不足の方は注意が必要です。

痛みを和らげるには？
痛みが強いときは、無理に動こうとせず安静を保つことが基本です。ただし、長時間同じ姿勢でいると血流が悪くなり、かえって回復が遅れる場合があります。楽な姿勢を見つけて、少しずつ動ける範囲を広げることを心がけましょう。

また、冷やすことで炎症を抑える効果が期待できます。ぎっくり腰の直後は氷や冷却シートを使い、痛みを緩和させましょう。

予防が最大の対策
ぎっくり腰を防ぐためには、腰の柔軟性を高め、筋肉を鍛えることが重要です。簡単なストレッチや体幹トレーニングを習慣化することで、腰にかかる負担を軽減できます。普段から正しい姿勢を意識することも効果的です。

整骨院元菊陽町光の森院では、ぎっくり腰の予防やケアについてもアドバイスを行っています。早めの対策で、腰の健康を守りましょう。痛みを感じた際は、一度ご相談ください。