身体に詳しい整骨院の先生が教える酷い肩こりを改善するセルフマッサージ
肩こりが酷いと日常生活にも影響が出ます。自宅で簡単にできるセルフマッサージを取り入れることで、肩の筋肉をほぐし、緊張を和らげることが期待できます。今回は、肩こり改善に役立つセルフマッサージの方法を紹介します。
肩こりの原因とセルフケアのポイント
肩こりの多くは筋肉の緊張や血行不良が原因です。同じ姿勢を長時間続けたり、ストレスが溜まったりすると、筋肉が硬くなりやすくなります。マッサージの目的は、筋肉をほぐし血流を改善することです。
セルフマッサージを行う際は、無理をしないことが大切です。痛みを感じるほど強く押すのではなく、心地よい圧力で行いましょう。また、リラックスできる環境で行うと効果が高まります。
1. 僧帽筋をほぐすマッサージ
僧帽筋は肩こりの原因となりやすい筋肉です。この筋肉をほぐすことで、肩全体の緊張が緩みやすくなります。
手順
片手で反対側の肩をつかみ、指先で肩の筋肉を軽くつかむように押します。
肩をつかんだまま、ゆっくりと回すように指で揉みます。
これを左右交互に繰り返します。
僧帽筋をほぐす際は、特に肩の上部や首の付け根部分に注意しましょう。
2. 肩甲骨まわりをほぐすストレッチマッサージ
肩甲骨まわりの筋肉を動かすことで、血流が良くなり肩こりが和らぎます。
手順
両手を前で組み、肩甲骨を広げるように腕を前方に伸ばします。
次に両手を背中の後ろで組み、肩甲骨を寄せるように腕を後方に引きます。
それぞれ10秒程度キープしながら、3~5セット行います。
この動きは肩甲骨を動かすだけでなく、胸の筋肉を伸ばす効果もあります。
3. 首と肩の付け根部分をほぐすピンポイントマッサージ
首と肩の付け根部分の緊張をほぐすことで、頭部への血流も改善しやすくなります。
手順
親指と人差し指で首の付け根部分を軽くつかみます。
圧を加えながら、上下に小さく揉みます。
反対側も同様に行います。
肩こりの際、この部分が特に硬くなりがちなので、時間をかけてほぐしていきましょう。
セルフマッサージの注意点
肩こりが酷い場合、セルフマッサージをやりすぎると筋肉を傷めることがあります。1回あたり5分程度を目安に、適度に行うことを意識しましょう。また、マッサージ後は温めることで効果が高まります。
セルフケアを続けても改善しない場合、他の原因が隠れている可能性があります。その際は「整骨院元菊陽町光の森院」のような専門施設で適切なアドバイスを受けることをおすすめします。
肩こりの解消は、日常的なケアと姿勢の見直しが重要です。自宅でできるマッサージを取り入れながら、快適な毎日を目指してみましょう。