知っておいて損はない骨盤の各名称と役割
骨盤は、体の中心で大切な役割を果たしています。腰や下半身のサポートをするだけでなく、体全体のバランスを保ち、内臓を守るなど、日常生活や健康に欠かせない存在です。ここでは、骨盤を構成する各部の名称と、それぞれの役割を解説します。
骨盤を構成する主な3つの骨
骨盤は、大きく分けて3つの骨で構成されています。それぞれが連携して動き、体を安定させています。
腸骨
腸骨は、骨盤の最も大きな部分を占めており、腰に手を当てると感じる出っ張った骨です。この部分が体の上半身を支え、バランスを保つ役割を担っています。腸骨の上部には筋肉が多く付着し、日常の動作や姿勢の安定にも重要な役割を果たしています。
坐骨
坐骨は、骨盤の下部にある骨で、座るときに椅子に接する部分です。体重をしっかりと受け止める土台のような存在であり、下半身の動きを支える重要な役割があります。坐骨に付着する筋肉は、お尻や太ももにかけて広がっており、歩いたり走ったりする際の衝撃を吸収しやすくする働きも担っています。
恥骨
恥骨は骨盤の前方に位置し、腸骨と坐骨をつなぐ役割を果たしています。主に下腹部を支え、内臓を保護する働きを持つほか、骨盤の前後の安定を保つ大事な部位です。また、恥骨のあたりは筋肉や靭帯が交差するため、日常生活での姿勢やバランス維持に欠かせない役割を果たしています。
骨盤の役割とは?
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ要であり、歩行や座る動作をサポートしています。また、骨盤の内部には腹腔や骨盤腔と呼ばれるスペースがあり、ここに重要な内臓が収まっています。内臓を外部の衝撃から保護し、正しい位置に収めておくために骨盤は重要な役割を果たしています。
骨盤のゆがみが体に与える影響
骨盤がゆがむと、腰痛や肩こり、姿勢の崩れなどさまざまな不調が現れることがあります。骨盤のゆがみは、日常の動作や姿勢の癖、筋肉のアンバランスによって引き起こされることが多く、適切なケアが大切です。整骨院元菊陽町光の森院では、骨盤を整えるためのアドバイスやサポートを提供し、体のバランス改善に役立つ施術を行っています。