自分でもやってみたい!一人でもできる肩甲骨はがしのやり方
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると、肩こりや姿勢の悪さにつながりやすく、体全体に負担がかかります。特にデスクワークやスマートフォンの使用が増え、肩甲骨が動きにくくなっている人も多いです。そんな時に効果的なのが「肩甲骨はがし」です。肩甲骨をしっかり動かして筋肉をほぐすことで、体が軽くなり、肩の痛みや姿勢の改善にもつながります。今回は、自宅でもできる簡単な肩甲骨はがしのやり方を紹介します。
1. 肩甲骨回しストレッチ
まずは基本的な肩甲骨回しから始めましょう。これは誰でも簡単にでき、肩甲骨まわりの筋肉をゆっくりとほぐしてくれます。
やり方
両肩を耳に近づけるように引き上げ、肩甲骨をギュッと寄せます。
その状態で肩を後ろに回しながら、肩甲骨を下げて広げるようにします。
この動きを前後にゆっくりと大きく10回ずつ繰り返しましょう。
肩甲骨を意識して回すことが大切です。無理をせず、心地よい範囲で動かすようにしてください。この動きで肩甲骨まわりの筋肉がゆっくりとほぐれていき、肩こりや疲労感が軽くなるのを感じることができるでしょう。
2. 壁を使った肩甲骨はがし
次に、壁を使って行う肩甲骨はがしです。この方法は、肩甲骨をしっかりと引き寄せて動かすので、より強力に肩甲骨まわりの筋肉を刺激することができます。
やり方
壁に背中をつけて立ち、足を肩幅に開きます。
両腕を90度に曲げて、肘を壁にくっつけます。
そのまま肘を壁に押しつけながら、肩甲骨を寄せて胸を張るようにします。
肩甲骨をしっかりと寄せることを意識しながら、この姿勢を5秒間キープします。
その後、肘をゆっくり下げて肩をリラックスさせ、5回繰り返します。
この動作では、肩甲骨まわりの筋肉が引き伸ばされ、凝り固まっていた部分がほぐれていくのが感じられるはずです。無理に力を入れすぎず、ゆっくりと行うのがポイントです。
3. タオルを使った肩甲骨ストレッチ
タオルを使うことで、手が届きにくい場所もストレッチしやすくなります。特に、肩甲骨の内側にアプローチするのに効果的です。
やり方
タオルを肩幅程度に持ち、両手を上にあげます。
片手を背中側にまわし、もう片方の手は頭上にタオルを引っ張りながら、肩甲骨を寄せるように伸ばします。
5秒キープしたら、反対側も同じように行います。
これを左右それぞれ3回繰り返します。
この動作では、タオルを使うことで肩甲骨をより深く引き寄せることができ、肩甲骨の動きを広げることができます。毎日続けることで、少しずつ肩甲骨の可動域が広がり、背中全体が軽くなってくるでしょう。
4. 猫背を防ぐ姿勢改善
肩甲骨まわりをケアするためには、普段の姿勢にも注意が必要です。肩甲骨が前に出てしまう猫背の姿勢は、肩甲骨まわりの筋肉を硬直させ、動きを妨げます。
姿勢を正すポイント
立った状態で、背中に意識を集中し、肩甲骨を軽く引き寄せます。
あごを引き、頭が前に突き出ないようにします。
胸を軽く開き、背筋を伸ばすように意識して立ちます。
この姿勢を日常の中で意識するだけでも、肩甲骨の負担が減り、自然と肩こりや姿勢の改善が期待できます。
継続が大事
肩甲骨はがしは一度やっただけでは十分な効果を感じにくい場合もあります。毎日少しずつでも続けることで、肩甲骨まわりの筋肉がほぐれ、血行が良くなり、体の軽さを感じることができるでしょう。デスクワークの合間や、家事の合間など、日常生活の中に取り入れていくことが大切です。
もし肩甲骨のこりや痛みが強い場合は、自宅でのケアだけでなく、専門家に相談することも考えてみましょう。「整骨院元菊陽町光の森院」では、肩甲骨まわりのケアにも力を入れています。日々の疲れがたまりやすい部分だからこそ、プロのサポートを受けることで、より効果的なケアが期待できます。
肩甲骨まわりをほぐすことで、体全体の動きがスムーズになり、姿勢改善や肩こりの予防につながるため、ぜひ毎日の習慣として取り入れてみてください。