くびれだけじゃない!意外な役割をになっている腹筋のお話

腹筋と聞くと、多くの人が引き締まったお腹や美しいくびれを思い浮かべます。しかし、腹筋は見た目のためだけではなく、さまざまな重要な役割を担っています。特に腹斜筋と腹横筋は、体の安定や健康に大きく関与しています。今回は、これらの筋肉の意外な働きについてお話しします。

腹斜筋とは?
腹斜筋には、外腹斜筋と内腹斜筋の二つがあります。これらは脇腹に位置しており、体をねじる動作や側屈(体を横に倒す)を助ける筋肉です。外腹斜筋は体の外側にあり、内腹斜筋はその下に位置しています。これらの筋肉がしっかりと働くことで、以下のような役割を果たします。

体の安定性の向上:腹斜筋が強化されることで、体のバランスが保たれやすくなります。特に日常生活での動作やスポーツ活動において、重要な役割を果たします。
姿勢の改善:腹斜筋が強くなると、背中や腰の筋肉とバランスが取れ、姿勢が良くなります。これにより、腰痛や肩こりの予防につながります。
腹横筋とは?
腹横筋は、腹部の最も深いところにある筋肉で、コルセットのように腹部全体を包み込んでいます。この筋肉の役割は非常に重要で、以下のような働きをします。

内臓の支持:腹横筋は内臓を正しい位置に保持する役割を担っています。これにより、内臓が下垂することを防ぎます。
体幹の安定:腹横筋が強いと、体幹が安定しやすくなります。これにより、腰痛の予防や改善に役立ちます。特にデスクワークなどで長時間座っている方には、非常に重要な筋肉です。
呼吸の補助:腹横筋は呼吸を助ける役割も持っています。息を吐く際に腹横筋が収縮することで、呼吸が深くなり、効率的な呼吸が可能になります。
腹斜筋と腹横筋を鍛えるメリット
これらの筋肉を鍛えることで、体全体の機能が向上し、健康維持につながります。具体的なメリットとしては以下があります。

腰痛の予防と改善:腹斜筋と腹横筋を強化することで、腰椎の安定性が向上し、腰痛が軽減されます。
姿勢の矯正:これらの筋肉を鍛えることで、猫背や反り腰の改善が期待できます。姿勢が良くなると、見た目も若々しくなります。
スポーツパフォーマンスの向上:体幹が強くなることで、スポーツにおける動きがスムーズになり、パフォーマンスが向上します。
簡単にできる腹斜筋と腹横筋のエクササイズ
自宅で簡単にできるエクササイズを紹介します。これらのエクササイズを日常的に取り入れて、腹斜筋と腹横筋を鍛えましょう。

サイドプランク
横向きに寝転び、肘をついて体を持ち上げます。
体が一直線になるようにし、腹斜筋を意識しながらキープします。
これを30秒から1分間続け、反対側も同様に行います。
ドローイン
仰向けに寝て、膝を立てます。
ゆっくりと息を吐きながら、お腹をへこませます。
お腹をへこませた状態を10秒間キープし、これを10回繰り返します。
整骨院元菊陽光の森院のサポート
腹斜筋と腹横筋の強化は、腰痛予防や姿勢改善に非常に有効です。もし、エクササイズを続けても効果を感じない場合や、腰痛が改善されない場合は、プロのアドバイスを受けることをおすすめします。「整骨院元菊陽光の森院」では、個々の状態に合わせた適切なアドバイスやエクササイズの提案を行っています。正しい方法で筋肉を鍛え、健康的な体を手に入れましょう。

腹筋の鍛え方一つで、健康状態が大きく変わることをぜひ実感してみてください。

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