寝違えを繰り返す人の特徴と根本改善のためのセルフケア
朝起きた瞬間に首が動かず、振り向くのもつらい…そんな寝違えを何度も繰り返してしまう方は少なくありません。整骨院元菊陽町光の森院でも「月に数回起きる」「枕を変えても良くならない」という相談が多く寄せられています。
寝違えは一度の出来事ではなく、日々の姿勢や生活のクセが積み重なることで起きやすくなるトラブルと考えたほうが分かりやすいです。
ここでは、繰り返す人に見られやすい特徴と、今日から取り入れやすい根本改善のためのセルフケアを紹介します。
寝違えを繰り返す人に多い特徴
① スマホやパソコンで首が前に出やすい
長時間のデスクワークやスマホ操作で、首が前へ傾いた姿勢が続くと、首の付け根が常に緊張しやすくなります。
この状態が続いたまま寝ると、寝返りが少なくなり、朝起きたときに首の張りが出やすくなります。
② 寝る姿勢が偏っている
横向きのまま長時間固まる、うつ伏せで眠る癖があるなど、一定の姿勢が続くと首に片寄った負担が溜まりやすいです。
③ 枕の高さが合っていない
高すぎても低すぎても首まわりの筋肉に無理がかかります。
「朝だけ首が痛い」という方は枕の影響が大きいケースが多いです。
④ 肩甲骨が硬いまま放置している
首だけが原因と思われがちですが、実際には肩甲骨まわりの動きが悪いと寝違えを繰り返しやすくなります。
背中の硬さが首へ負担をかけてしまうからです。
繰り返さないためのセルフケア
寝違えは“寝る前の体の状態”が大きく関わります。
ここでは、整骨院元菊陽町光の森院でもお伝えしている、負担を減らすための簡単なケアを紹介します。
① 首を横にゆっくり倒すストレッチ
椅子に座る
片手を反対側の頭の上へ軽く添える
力を入れずにゆっくり横へ倒す
呼吸を続けながら20秒キープ
反対側も同じように行う
強く引っ張らず、伸びを感じる程度で十分です。
② 肩甲骨まわしで背中の硬さをリセット
両肩を耳に近づけるように持ち上げる
後ろへ大きく回す
次に前へゆっくり回す
各10回ほど
肩甲骨が動くと首まわりも軽く感じやすくなります。
③ 寝る前の深呼吸ストレッチ
背すじを軽く伸ばす
鼻からゆっくり息を吸う
口から長く吐く
そのまま肩の力を抜く
緊張がゆるむことで、寝ている間の姿勢が安定しやすくなります。
④ 枕の高さを見直すポイント
あお向けで首が反りすぎていないか
横向きで首と背骨の高さが一直線に近いか
寝返りがスムーズにできるか
これらが合っていないと、朝の首の張りにつながりやすくなります。
生活の中で気をつけたいポイント
スマホを見るときは目線の高さまで持ち上げる
デスクワークは1時間に一度、肩を回す習慣をつける
荷物を片側だけに持ち続けない
睡眠前にストレッチを習慣づける
日々の小さな積み重ねが、寝違えの再発を減らす大きなポイントになります。
繰り返す寝違えは体のサイン
何度も寝違えてしまうのは、姿勢のクセや背中の硬さが続いているサインとも言えます。セルフケアで変化が出にくい方は、全身のバランスを整えながら首や肩の負担を軽くしていく方法が役立つ場合もあります。整骨院元菊陽町光の森院でも、一人ひとりの体の状態に合わせて無理のないアプローチを行っています。
朝のつらさを繰り返さないためにも、今日からできるケアを少しずつ取り入れてみてください。























