腰痛を防ぐ筋トレ5選 正しいやり方と注意点
デスクワークや長時間の立ち仕事など、腰に負担を感じていませんか?
実は、腰痛の多くは筋肉のバランスの崩れや、姿勢の悪さから起こります。
日常的に腰まわりの筋肉を鍛えることで、腰痛を防ぐ体づくりができます。今回は、整骨院元菊陽町光の森院がすすめる「腰痛予防に効果的な筋トレ5選」と、正しいやり方・注意点をわかりやすく紹介します。
■ ①プランク(体幹を鍛えて腰を安定)
腰痛対策の基本は体幹づくりです。プランクは腹筋・背筋をバランスよく使う代表的なトレーニングです。
やり方
肘を肩の下につき、つま先で体を支える
頭からかかとまで一直線を意識
そのまま20〜30秒キープ(慣れたら1分)
注意点
腰が反ると痛みの原因になるため、お腹を軽くへこませて背中を平らに保つことが大切です。
■ ②ヒップリフト(お尻と背筋を強化)
腰を守るには、背中の筋肉だけでなくお尻の筋力も重要です。ヒップリフトは骨盤の安定に効果的です。
やり方
仰向けになり、膝を立てる
お尻をゆっくり持ち上げ、膝から肩まで一直線にする
3秒キープして、ゆっくり戻す
10回×2セット
注意点
勢いをつけず、お尻を意識して持ち上げること。腰を反らせすぎないように注意します。
■ ③ドローイン(インナーマッスルを刺激)
ドローインはお腹の奥の筋肉「腹横筋」を鍛える呼吸トレーニングです。姿勢を支える筋肉を強化し、腰の負担を減らす効果があります。
やり方
仰向けに寝て膝を立てる
鼻から息を吸い、お腹をふくらませる
口から息をゆっくり吐きながら、お腹をへこませる
へこませたまま5〜10秒キープ
注意点
呼吸を止めないこと。強く力を入れすぎず、お腹の奥の筋肉を感じるように行います。
■ ④バックエクステンション(背筋の強化)
背中の筋肉をバランスよく使うことで、猫背や骨盤の歪み予防にもつながります。
やり方
うつ伏せになり、両手を頭の後ろに添える
胸を少しだけ床から持ち上げる
ゆっくり戻す(10回×2セット)
注意点
首を上げすぎると頸部に負担がかかるため、目線はやや下を向いたまま行いましょう。
■ ⑤サイドプランク(体の左右バランスを整える)
片側の腹斜筋を鍛えることで、姿勢の安定と腰痛予防に効果的です。
やり方
横向きになり、肘を肩の下につく
体をまっすぐ持ち上げて一直線をキープ
20秒×左右2セット
注意点
体が前後に傾かないように注意し、腹斜筋の張りを感じながら行うのがポイントです。
■ 筋トレを行う際の3つの注意点
無理をしない:痛みが出るほどの動作は逆効果。筋肉を“使っている感覚”を意識。
呼吸を止めない:酸素不足になると筋肉が硬くなりやすくなります。
継続する:週に2〜3回でも続けることで、体は少しずつ変わります。
■ まとめ
腰痛を防ぐには、姿勢だけでなく「筋肉の支え」を作ることが大切です。
整骨院元菊陽町光の森院では、体の状態を見ながら一人ひとりに合った筋トレメニューやストレッチ方法をアドバイスしています。
日常生活の中でできる筋トレを習慣にして、腰にやさしい体を目指しましょう。























