肩こりがひどい時に試したいストレッチと解消法

デスクワークやスマートフォンの長時間使用、運動不足などが重なると、首や肩の筋肉が硬くなり、強い肩こりに悩まされる方は多いです。ひどい肩こりは放置すると頭痛やめまい、集中力の低下にもつながり、日常生活に支障をきたすこともあります。ここでは、つらい肩こりを感じた時に自宅や職場で簡単に行えるストレッチや、生活の中で取り入れたい解消法についてまとめます。

肩甲骨をほぐすストレッチ

肩こりの大きな原因は「肩甲骨の動きが悪くなること」です。背中や肩の筋肉が固まると血流が滞りやすくなるため、肩甲骨を意識して動かしましょう。

背筋を伸ばして椅子に座る

両手を肩に添えて、肘で大きな円を描くように前回し・後ろ回しを10回ずつ行う
この動きで肩甲骨まわりがじんわり温かくなり、肩こりの重だるさが和らぎます。

首の緊張をゆるめるストレッチ

首の筋肉も肩こりに深く関わっています。パソコンやスマホを見下ろす姿勢が続くと、首の前後左右の筋肉が強くこわばります。

頭をゆっくり右に倒し、右手で軽く支える

左の首筋が伸びるのを感じながら、20秒キープ

反対側も同様に行う

前後にもゆっくり頭を倒して、首の前側や後ろ側を伸ばす
強く引っ張らず「心地よい伸び」を感じる範囲で行うのがポイントです。

胸を開いて猫背を防ぐストレッチ

猫背は肩を前に巻き込み、肩こりを悪化させる原因です。胸の筋肉を伸ばすことで姿勢も整いやすくなります。

壁に手をつき、胸を前に突き出すように伸ばす

両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せながら胸を広げる
深い呼吸を意識すると、呼吸のしづらさや胸の圧迫感も軽くなります。

温めて血流を促す

肩こりが強いときは、温めることで血流が改善され、筋肉が柔らかくなりやすいです。蒸しタオルを肩や首に当てたり、ゆっくり入浴するのも効果的です。ストレッチと組み合わせると、さらにスッキリ感を得やすくなります。

姿勢や習慣の見直しも重要

ストレッチで一時的に楽になっても、同じ姿勢を繰り返せば肩こりは戻ってしまいます。

デスクワークではモニターの高さを目線に合わせる

椅子に深く座り、背もたれに軽く背中を預ける

スマホは胸の高さまで上げて覗き込まない

1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かす
こうした小さな工夫が、肩こりの予防につながります。

整骨院でのケアも選択肢に

セルフケアをしても肩こりが続く場合や、慢性的に繰り返す場合には専門的なサポートを受けるのもおすすめです。熊本周辺であれば、整骨院元菊陽町光の森院でも筋肉の緊張を和らげたり、骨格のバランスを整えたりするケアを受けられます。自分では気づかない体のクセやゆがみにアプローチできるため、肩こりを根本から改善したい方に向いています。

まとめ

肩こりがひどい時には、肩甲骨・首・胸を意識したストレッチや、温めて血流を良くする方法が効果的です。同時に、日常の姿勢や習慣を見直すことが、肩こりを繰り返さないためのポイントになります。セルフケアで対応できない場合は、整骨院でのサポートを活用することでより快適な毎日を過ごしやすくなります。

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