ストレートネック・巻き肩を改善する正しい姿勢習慣
スマホやパソコンを長時間使う現代では、「ストレートネック」や「巻き肩」に悩む人が増えています。首や肩の筋肉が硬くなるだけでなく、頭痛や肩こり、疲労感の原因になることもあります。放置すると姿勢がますます崩れ、見た目の印象にも影響するため、早めに改善していきたいところです。ここでは、ストレートネックや巻き肩を和らげる正しい姿勢習慣について解説します。
ストレートネック・巻き肩とは?
ストレートネック
本来首の骨は緩やかなカーブを描いて頭を支えていますが、そのカーブが失われ、まっすぐに近づいた状態を指します。頭の重さが首や肩に直接かかるため、肩こりや頭痛を引き起こしやすくなります。
巻き肩
肩が前に丸まり、胸が閉じた状態です。背中が丸くなる猫背と併発することが多く、呼吸が浅くなったり腕の動きが制限されたりします。
どちらもデスクワークやスマホ操作など、前かがみの姿勢が長く続くことが原因のひとつです。
姿勢が崩れると起こる不調
肩や首のこり
頭痛や目の疲れ
呼吸が浅くなる
集中力の低下
見た目の印象が老けて見える
このように、単なる「姿勢の悪さ」と軽視できないのがストレートネックや巻き肩です。
改善に役立つ正しい姿勢習慣3選
1. デスク環境を整える
パソコン画面は目の高さに合わせる
椅子に深く腰掛け、背もたれに背中を預ける
足裏をしっかり床につける
これだけで前かがみの姿勢を防ぎやすくなります。ノートパソコンを使う場合はスタンドを活用するのもおすすめです。
2. 胸を開くストレッチを習慣化
巻き肩は胸の筋肉が縮んで起こるため、ストレッチで開放することが効果的です。
両手を後ろで組み、胸を大きく開く
ドアの枠に手をかけ、前に体を倒して胸を伸ばす
1回20〜30秒を、作業の合間に取り入れると姿勢がリセットされやすくなります。
3. 首と肩のリセット運動
ストレートネックには、首や肩の正しい位置を取り戻す運動が役立ちます。
壁に後頭部と肩甲骨、腰をつけて立つ
顎を軽く引き、頭を壁に押しつけるように意識
1日数回、10秒ずつ行うことで首のカーブを意識しやすくなります。
続けるための工夫
良い姿勢習慣は「一度で劇的に変わるもの」ではありません。毎日の積み重ねが大切です。
スマホを見るときは顔を下げず、目線を合わせる
長時間座らず、30分に一度は立ち上がる
深い呼吸を意識する
こうした小さな工夫が、正しい姿勢を維持する近道になります。
整骨院でのサポートも選択肢に
セルフケアだけでは改善しにくい場合、整骨院でのサポートも有効です。筋肉や関節のバランスを整え、姿勢を改善するアプローチを受けることで、日常生活での負担が軽くなります。
整骨院元菊陽町光の森院では、ストレートネックや巻き肩に悩む方へ、姿勢改善のための施術や自宅でできるエクササイズの指導を行っています。「自分では意識してもすぐ戻ってしまう」と感じる方は、一度相談されると安心です。
まとめ
ストレートネックや巻き肩は、現代の生活習慣から生まれやすい姿勢の崩れです。デスク環境の見直し、胸や首を伸ばすストレッチ、正しい姿勢を意識する習慣を取り入れることで、少しずつ改善が期待できます。
セルフケアを続けながら、必要に応じて整骨院のサポートを受けることで、首や肩の不調を防ぎ、健康的な姿勢を取り戻しましょう。