ケガ予防にも効果大!アスリートが実践する股関節ストレッチ
スポーツを続けていると「同じ場所ばかり痛める」「パフォーマンスが伸び悩む」といった悩みを抱える方が少なくありません。その大きな原因のひとつが“股関節の硬さ”です。股関節は体の中心にあり、走る・跳ぶ・ひねるといった動作すべてに関わる重要な関節です。ここが柔軟で安定していることで、ケガを防ぎ、力を効率よく発揮できるようになります。今回は、アスリートが実践している股関節ストレッチをご紹介します。整骨院元菊陽町光の森院の視点も交えて解説します。
股関節が硬いと起こりやすいトラブル
腰や膝への負担が増える
歩幅が狭くなり、スピードが出にくい
急な方向転換でケガをしやすい
骨盤が歪み、姿勢が崩れる
股関節の柔軟性が不足すると、周囲の筋肉や関節に余計な負担がかかり、慢性的な痛みやスポーツ障害につながることがあります。
アスリートが実践する股関節ストレッチ
ワイドスクワットストレッチ
脚を肩幅より大きく広げ、腰をゆっくり落とします。太ももの内側を伸ばすことで股関節の可動域が広がります。
ニーアップストレッチ
片膝を胸に引き寄せるように抱え込み、股関節の前側をゆるめます。ランニング前のウォームアップにおすすめです。
ランジストレッチ
前後に脚を大きく開き、後ろ脚の股関節前面を伸ばします。腰痛予防や下半身の安定性向上に効果的です。
股関節回し
片脚を持ち上げ、大きく円を描くように回します。関節を滑らかに動かすことで、ケガのリスクを減らせます。
バタフライストレッチ
両足裏を合わせて座り、膝を外に開いて太ももの内側を伸ばします。リラックスしながら股関節全体をゆるめられます。
効果を高めるポイント
息を止めず、呼吸をゆったり意識する
反動をつけず、じっくり伸ばす
1回20〜30秒を目安に継続する
練習前は動的ストレッチ、練習後は静的ストレッチを使い分ける
まとめ
股関節のストレッチはアスリートだけでなく、日常生活で腰や膝の負担を減らしたい方にも効果的です。柔軟な股関節は動きの効率を高め、ケガを防ぐための大切な基盤になります。整骨院元菊陽町光の森院では、スポーツの種類や体の状態に合わせたストレッチ方法を指導しています。毎日の習慣に取り入れて、しなやかで強い体を目指しましょう。