肩こりに効く、本当に正しい姿勢と習慣
肩こりがなかなか良くならない…そんなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。実は、肩こりの根本原因の多くが「姿勢」と「日々の習慣」にあります。痛みをやわらげるには、ただマッサージを受けたりストレッチをするだけではなく、身体の使い方を見直すことが欠かせません。今回は、整骨院元菊陽町光の森院でよくご相談いただく「肩こり対策として本当に効果的な姿勢と習慣」についてお伝えします。
なぜ姿勢が肩こりと関係するのか?
人の頭の重さは約5~6kgあります。この重たい頭を支えているのが首から肩にかけての筋肉です。ところが、前かがみや猫背、首を突き出すような姿勢が続くと、これらの筋肉にかかる負担が一気に増えます。
特にデスクワークやスマホ操作が多い方は、無意識のうちに首が前に出ている「ストレートネック」の状態になりやすく、それが慢性的な肩こりを引き起こす要因となるのです。
肩こりを軽くする「正しい姿勢」とは?
正しい姿勢は、背骨のS字カーブが保たれていて、頭が背骨の真上に乗っている状態です。横から見たときに、耳・肩・骨盤が一直線になっているのが理想的な姿勢です。
この姿勢が保たれると、筋肉への負担が最小限に抑えられ、肩や首まわりが固まりにくくなります。普段からこの姿勢を意識するだけでも、肩こりの予防や軽減につながります。
毎日できる、肩こりを防ぐ習慣
1. 1時間に1回は立ち上がる
長時間同じ姿勢で座っていると、肩まわりの血流が悪くなります。タイマーを使ってでも1時間に1回は立ち上がり、軽く肩を回したり歩いたりしましょう。
2. スマホを目の高さで使う
下を向いた状態でスマホを操作する時間が長いと、首や肩に大きな負担がかかります。スマホはなるべく目の高さまで上げて使用するようにしましょう。
3. 背もたれに頼りすぎない
椅子に深く腰かけ、骨盤を立てた状態で座ることを心がけましょう。背もたれにダラっともたれかかるのは姿勢の崩れにつながります。
4. 肩甲骨を動かす体操を日常に取り入れる
肩甲骨の動きが悪くなると、肩こりが悪化しやすくなります。毎日1分でもよいので、肩を大きく回す体操や肩甲骨を寄せるような動きを取り入れることをおすすめします。
それでも肩こりが良くならない場合は?
正しい姿勢と習慣を意識しても、すでに筋肉が固まっていたり骨格のバランスが崩れている場合は、ご自身だけのケアではなかなか改善が難しいこともあります。
整骨院元菊陽町光の森院では、姿勢のチェックや骨盤・肩甲骨まわりのバランス調整を行いながら、一人ひとりに合ったケアを提案しています。慢性的な肩こりにお悩みの方は、一度ご相談いただくことで新たな改善のきっかけが見つかるかもしれません。
まとめ
肩こりは「姿勢」と「日々の生活習慣」の影響を大きく受けています。どんなに高価なグッズやサプリメントを使っても、土台となる姿勢や体の使い方が整っていなければ、その効果は半減してしまいます。今日からできることを一つずつ積み重ねて、肩こり知らずの快適な身体を目指していきましょう。