腰椎分離症とは?初期症状と整骨院でできることとは

「腰を反らすと痛む」「運動中に腰がズキッとする」「成長期の子どもが腰を痛がる」
このようなお悩みがある場合、**腰椎分離症(ようついぶんりしょう)**の可能性があります。

腰椎分離症は、特にスポーツをする成長期の中高生に多く見られる腰のトラブルのひとつです。初期の段階で気づいて対応することで、悪化を防ぎ、日常生活や運動への支障を最小限にすることができます。

今回は、腰椎分離症の基礎知識と、整骨院でできるサポート内容について、やさしく解説いたします。

腰椎分離症とは?
背骨は、椎骨(ついこつ)という小さな骨が積み重なってできています。
その中でも、腰の部分にあたる椎骨を「腰椎(ようつい)」と呼びます。腰椎の後ろ側には「椎弓(ついきゅう)」という部分があり、ここが繰り返しの負担によってヒビのような状態になってしまうのが腰椎分離症です。

特にジャンプや腰を反らす動作、ねじる動きが多いスポーツ(野球・サッカー・バレーボール・体操など)をしている成長期の子どもに多く見られます。

初期症状にはどんなものがある?
腰椎分離症は、初期では強い痛みが出ないこともありますが、次のようなサインが見られることがあります。

腰を反らすと痛い、違和感がある

運動後に腰がだるくなる、重たく感じる

安静にしていると軽くなるが、繰り返し痛くなる

お尻や太もものあたりまで張りを感じることがある

症状が進行すると、腰椎のズレが起きてしまう「すべり症」へと移行することもあり、注意が必要です。
特に、「成長期の腰痛」は要チェックです。単なる筋肉疲労だと自己判断せず、早めのケアが大切です。

整骨院でできること
整骨院元菊陽町光の森院では、腰椎分離症が疑われる方に対して、次のようなサポートを行っています。

◆ 腰まわりの筋肉の緊張をやわらげる施術
腰椎分離症の背景には、腰にかかる過度な負担や筋肉のアンバランスが関わっています。特に太ももやお尻、背中の筋肉が緊張していると、腰椎に余計なストレスがかかりやすくなります。
やさしい手技で筋肉のこわばりをほぐし、血流を促すことで回復を助けます。

◆ 骨盤や姿勢のバランス調整
スポーツや日常のクセによって、骨盤や背骨のバランスが崩れていることもあります。正しい身体の使い方を取り戻せるよう、無理のない範囲で全身のバランスを整えていきます。

◆ 動作のアドバイスとセルフケア指導
腰に負担をかけない立ち方・座り方・動き方をアドバイスします。さらに、必要に応じて腰を支える体幹トレーニングや、再発を防ぐストレッチなどもご紹介しています。

※痛みの強さや状態によっては、医療機関での画像検査(レントゲンなど)をおすすめする場合もございます。無理のない範囲で対応いたしますので、安心してご相談ください。

こんな方におすすめです
中高生のお子さまがスポーツ中に腰を痛がる

成長期で繰り返す腰の違和感がある

腰を反らすとつっぱるような感覚がある

以前よりも腰が疲れやすくなった

腰椎分離症は、進行すると日常生活や部活に大きく影響してしまうこともあります。早めのケアと、身体への理解が何より大切です。

まとめ
腰椎分離症は、スポーツを頑張る子どもや若者に多い、比較的よく見られる腰のトラブルです。
初期の段階であれば、無理のない施術や日常動作の見直しによって、悪化を防ぎ、自然な回復力を高めることができます。

整骨院元菊陽町光の森院では、腰への負担を減らし、快適な毎日をサポートするための丁寧な施術とアドバイスをご提供しています。
「ただの腰痛かな?」と放置せず、気になる方はお気軽にご相談ください。

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