歩くたびにズキッ?気になる股関節の筋肉痛とその原因
歩くたびやしゃがむときに、股関節まわりがズーンと痛む…。そんな経験はありませんか?股関節は日常のあらゆる動作に関わる大切な関節ですが、実は「筋肉の使い方」によって痛みを感じやすい場所でもあります。今回は、股関節の筋肉痛の原因やケア方法について、整骨院元菊陽町光の森院がわかりやすく解説します。
股関節の「筋肉痛」ってどういう状態?
筋肉痛というと、ふとももや背中など大きな筋肉に出やすいイメージがありますが、股関節の周囲にも多くの筋肉が集まっています。代表的なのは以下のような筋肉です。
腸腰筋(ちょうようきん):脚を引き上げる働き
大腿四頭筋(だいたいしとうきん):膝を伸ばす、大腿部の前側
内転筋群(ないてんきんぐん):太ももを内側に引き寄せる
中殿筋・小殿筋:お尻の横側、バランスを保つ
これらの筋肉が、急に使われすぎたり、普段使っていない状態から無理に動かしたりすることで、筋繊維が微細に傷つき、いわゆる筋肉痛のような痛みが出ることがあります。
よくある原因とは?
① 普段使っていない筋肉を急に使った
例えば、久しぶりの運動、長時間のウォーキング、階段の昇り降りなど。普段はあまり使われていない股関節周りの筋肉に負担がかかりやすくなります。
② ストレッチ不足・姿勢の乱れ
運動前後に股関節をしっかり伸ばさなかったり、猫背や反り腰などの姿勢が続くと、筋肉の柔軟性が低下し、痛みにつながることもあります。
③ 骨盤や股関節の動きの偏り
左右どちらかだけに体重をかけるクセや、片脚にばかり頼った姿勢は、筋肉に偏った負担をかけてしまい、筋肉痛としてあらわれることがあります。
自宅でできるケア方法
痛みが軽い場合は、以下のようなケアを行うことで回復が促されやすくなります。
◎ 軽いストレッチ
痛みのない範囲で、太ももや股関節のストレッチをゆっくり行いましょう。呼吸を止めず、20~30秒を目安に無理のない範囲で行うのがポイントです。
◎ 温めて血行促進
お風呂や温タオルで股関節まわりを温めると、血流が良くなり、回復がスムーズになります。
◎ 安静を守る
無理に歩いたりストレッチをしすぎると、回復を遅らせてしまうこともあります。痛みが強い時は、まずはしっかり休むことも大切です。
それでも痛みが引かないときは?
股関節の筋肉痛だと思っていても、関節や骨盤のズレ、筋膜の癒着などが背景にあることもあります。痛みが長引いたり、歩きにくさを感じる場合は、早めに専門家に見てもらうのがおすすめです。
整骨院元菊陽町光の森院では、姿勢や歩き方、股関節の動きなどを丁寧にチェックし、筋肉だけでなく体のバランスを整えることで、再発しにくい状態を目指します。
まとめ
股関節の筋肉痛は、日常生活の中でも気づかないうちに起こることが多い不調のひとつです。まずは負担をかけすぎていないかを見直し、ストレッチや温めなどで早めのケアを心がけましょう。もし痛みが続くようであれば、整骨院元菊陽町光の森院にお気軽にご相談ください。一緒に根本からの改善を目指していきましょう。