肩こりに温湿布と冷湿布どっちがいいの?湿布を貼る時のコツもご紹介
肩まわりが重く感じたり、動かしにくさを感じることはありませんか?パソコン作業やスマートフォンの長時間使用が続くと、自然と肩に負担がかかってしまいます。こうした日常的な肩の違和感には、湿布をうまく活用することで心地よさが得られることもあります。
ただ、いざ湿布を使おうとすると「温湿布がいいの?それとも冷湿布?」と迷うことが多いかもしれません。今回は、肩こりの状態に合わせた湿布の選び方と、自分で貼るときのコツやちょっとした裏技について、整骨院元菊陽町光の森院がわかりやすく解説していきます。
温湿布と冷湿布、それぞれの特徴と使い分け
湿布には「温感タイプ」と「冷感タイプ」があります。どちらが合っているかは、肩の状態や感じ方によって変わってきます。
温湿布は、貼った部分がぽかぽかと温かくなってきます。このタイプは、血流を促したいときや、慢性的な肩のこわばりが気になる場合に使うと心地よさを感じやすくなります。肩まわりが冷えて硬くなっているような感覚がある方におすすめです。
冷湿布は、スーッとした冷たさを感じるのが特徴です。急に肩が張ってきたときや、熱っぽく感じるとき、筋肉が炎症を起こしている可能性がある場合などは、冷感タイプの方が向いています。
どちらが正しいというより、ご自身が「貼っていて楽に感じるか」が大切な判断の目安になります。まずは短時間で様子を見て、体がリラックスできる方を選んでみてください。
肩こりに湿布を貼るときのコツ
湿布を使うとき、ただ肩のあたりにペタッと貼るだけでは、思ったほど効果を感じられない場合もあります。そこで、ポイントを押さえた貼り方を意識することで、より心地よさが感じやすくなります。
こりやすいポイントを見つける
肩こりが出やすい部位は、首の付け根・肩の上・肩甲骨の内側あたりです。とくに肩甲骨のキワは、肩こりを感じやすい場所なので、鏡を使って貼る位置を確認してみてください。
肌の状態を整える
湿布を貼る前には、汗や汚れをしっかり拭き取りましょう。肌が清潔な状態のほうが、湿布がしっかり密着しやすくなります。
貼る時間に注意する
湿布は長く貼りすぎると、肌トラブルの原因になることもあります。目安としては5〜6時間ほどが適切です。肌が赤くなったり、かゆみが出た場合はすぐにはがして、肌を休ませてください。
自分で貼りにくいときに使える裏技
湿布は肩の後ろなど、自分でうまく貼れない場所もあります。そんなときは、以下の方法を試してみてください。
湿布を半分に折って貼る
貼りたい場所が小さい場合や、動かしてもはがれにくくしたいときには、湿布をカットして使うのもおすすめです。
ストレッチテープや包帯で固定する
どうしてもはがれやすい場所には、湿布の上から軽く固定することで密着しやすくなります。ただし、締めすぎないよう注意してください。
ご家族に貼ってもらう
無理をして変な姿勢で貼ろうとすると、かえって肩や腰に負担がかかってしまいます。可能であれば、ご家族などに手伝ってもらうのもひとつの方法です。
湿布だけに頼らず、日常のケアも取り入れて
湿布は、肩こりによるつらさをやわらげるためのサポートアイテムです。ですが、根本的に肩こりをやわらげていくには、姿勢や体の使い方も大切になります。
整骨院元菊陽町光の森院では、湿布の使い方だけでなく、肩こりの原因となりやすい生活習慣や姿勢へのアドバイスも行っています。肩こりが続いている方や、湿布ではどうしても楽になりにくい方は、一度身体のバランスをチェックしてみることもおすすめです。
湿布を上手に使いながら、日々の生活の中で肩まわりのケアを取り入れていくことで、少しずつ快適なコンディションへ近づけていきましょう。自分の身体に合った方法を知ることが、心地よい毎日の第一歩になります。