腰痛持ちは注意!あぐらをかく事で腰にどのような負担が掛かるかを解説

あぐらは一見リラックスした姿勢に見えますが、腰にかかる負担を無視できません。特に腰痛を抱えている方には注意が必要な座り方です。なぜあぐらが腰に負担をかけるのか、その理由をわかりやすく解説します。

骨盤の歪みが引き起こされる
あぐらをかくと、骨盤が自然な位置から後ろに傾きやすくなります。この傾きにより、腰椎(腰の骨)が不自然な形で圧迫されることが問題です。骨盤が安定しないと、周囲の筋肉や靭帯に過剰な負担がかかり、痛みや不快感が生じることがあります。

筋肉のバランスが崩れる
あぐらの姿勢では、股関節周りの筋肉が不均等に使われることが多いです。特に内ももの筋肉が伸ばされ、外ももや腰周りの筋肉が硬くなりやすい傾向があります。この不均衡が腰にさらなるストレスを与え、長時間座っていると痛みを感じる原因となります。

腰椎への圧力が増加
腰椎は背骨の中でも特に動きが大きく、負担がかかりやすい部分です。あぐらの姿勢では、腰椎が適切なカーブを保てず、自然な状態での支持が難しくなります。その結果、腰椎に直接的な圧力がかかりやすくなり、腰痛を悪化させることがあります。

長時間のあぐらが及ぼす影響
短時間なら問題にならない場合もありますが、あぐらの姿勢を長時間続けると、血行不良や筋肉の疲労が進行します。特に腰や脚への血流が滞ることで、しびれやだるさを感じるケースが増えます。こうした状態を繰り返すと、慢性的な腰痛のリスクが高まります。

改善のためのアドバイス
腰に負担をかけないためには、座り方の工夫が重要です。以下のポイントを参考にしてみてください。

椅子に座る
骨盤を安定させ、腰に優しい姿勢を保つには、椅子を使用するのが最適です。足の裏をしっかり床に着け、腰が自然なカーブを描くように意識しましょう。

クッションを使う
床に座る必要がある場合は、適度な高さと硬さのクッションを活用しましょう。骨盤を前に傾けやすくなり、腰への負担を軽減できます。

こまめに姿勢を変える
長時間同じ姿勢を続けると負担が増えます。定期的に立ち上がったり、軽いストレッチを行うことが効果的です。

腰痛予防とケアのために
腰痛を防ぐためには日頃の姿勢の見直しが不可欠です。「整骨院元菊陽町光の森院」では、腰痛の原因や対処法について相談を受け付けています。腰への負担を減らす正しい座り方や、筋肉のバランスを整えるための方法をアドバイスしています。

腰痛に悩んでいる場合は、日々の座り方が大きな影響を与えることを忘れず、無理のない姿勢を心がけてみてください。腰に優しい生活を送ることで、痛みのない快適な毎日を手に入れましょう。

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