もんでもいまいち効いてないと感じる腰痛の原因。その原因は多裂筋かも
腰痛に悩む方の中には、マッサージを受けても一時的に楽になるだけで、すぐに痛みが戻ってしまうという経験を持つ人が少なくありません。このような腰痛の背景に「多裂筋」が関係している可能性があります。多裂筋とは何か、その役割や腰痛との関係について解説していきます。
多裂筋とはどんな筋肉?
多裂筋は、背骨を支える筋肉の一部で、背骨の周りを覆うようにして存在します。この筋肉は、姿勢を維持し、背骨の安定性を保つ重要な役割を担っています。特に腰の部分では、身体の動きを支えるために常に働いています。
多裂筋は深部にある筋肉で、表面的な筋肉とは異なり、直接触れることが難しい場所に位置しています。そのため、一般的なマッサージでは刺激が届きにくい筋肉の一つです。
多裂筋が原因で起こる腰痛の特徴
多裂筋が原因の腰痛は、次のような特徴があります:
じっとしていると痛みを感じる
長時間座りっぱなしや同じ姿勢を続けると、腰に痛みが出やすくなることがあります。
特定の動作で痛む
前かがみになったり、体をひねったりした際に痛みが強くなる場合があります。
痛みの場所が曖昧
痛みの範囲が広がりやすく、どこが正確に痛いのかわかりにくいことが特徴です。
多裂筋が痛む原因
多裂筋が腰痛の原因となる理由には、以下のような要因があります:
姿勢の悪さ
猫背や反り腰などの不良姿勢が続くことで、多裂筋に余計な負担がかかります。
筋力低下
普段から運動不足だと、多裂筋が弱まり、腰の安定性が失われます。
筋肉の過緊張
ストレスや過度な運動によって多裂筋が硬直し、痛みを引き起こすことがあります。
多裂筋をケアする方法
多裂筋にアプローチするためには、直接的なマッサージだけではなく、深部に届くストレッチやエクササイズが効果的です。
腰を支えるストレッチ
膝を抱えるストレッチや、腰をひねるような動作で多裂筋をゆるめることができます。
体幹トレーニング
プランクなどのエクササイズで多裂筋を含むインナーマッスルを鍛えることが大切です。
正しい姿勢を意識する
日常生活で骨盤を立て、背筋を伸ばす姿勢を心がけることで、多裂筋への負担を減らせます。
整骨院でのサポート
「整骨院元菊陽町光の森院」では、多裂筋に関連した腰痛の改善を目指し、一人ひとりの身体の状態に合わせたサポートを行っています。身体全体のバランスを整えることで、多裂筋への負担を軽減し、腰痛の再発予防にもつなげています。腰痛に悩んでいる方は、ぜひ専門家に相談してみてください。
多裂筋に目を向けたケアで、腰痛の根本的な改善を目指していきましょう。