四十肩・五十肩に効くやさしいストレッチ3選 -自宅でできるケア方法-
肩が上がらない、腕が後ろに回らない、服を着るのがつらい…。40代・50代に多く見られる「四十肩・五十肩」は、日常の何気ない動作に支障が出ることで多くの方を悩ませています。
このような肩の不調には、無理のない範囲でのストレッチがとても重要です。今回は、整骨院元菊陽町光の森院でも指導している、四十肩・五十肩の方が安心して行えるストレッチを3つご紹介します。
ストレッチを始める前に気をつけたいこと
四十肩・五十肩は、肩関節のまわりに炎症が起こっている状態です。無理な動かし方をするとかえって症状が悪化することがあります。以下の点を守って行いましょう。
痛みの出ない範囲で行う
ゆっくりとした動作を意識する
呼吸を止めず、リラックスして行う
痛みが強い時期(急性期)はストレッチを避ける
① タオルストレッチ(前後に動かす)
【目的】肩の可動域を少しずつ広げる
【やり方】
両手でフェイスタオルの両端を持ちます
頭の後ろにタオルを通すように、上下にゆっくり動かします(前後の引っ張り合い)
痛みのない範囲で10往復ほど行います
【ポイント】
腕を無理に上げようとせず、自然な範囲で行うことが大切です。背中で腕を引っ張るイメージで行いましょう。
② 壁沿いの腕上げストレッチ
【目的】腕を上に上げる動作のサポート
【やり方】
壁に正面を向いて立ちます
指先を壁につけ、少しずつ腕を上に滑らせていきます
肩に軽い張りを感じる位置で10秒キープ
ゆっくり手を下ろす
【ポイント】
無理に高い位置まで上げる必要はありません。日ごとに少しずつ高さが上がることを目指しましょう。
③ 肩回しストレッチ(前後に大きく)
【目的】肩甲骨の動きを良くして血流を促す
【やり方】
椅子に座り、背筋を軽く伸ばします
両肩をすくめるようにしてから、後ろに回すように大きくゆっくり回します
10回ほど回したら、今度は前方向にも同じように回します
【ポイント】
肩だけでなく、肩甲骨も一緒に動かすようなイメージで行います。肩周辺の緊張を和らげるのに効果的です。
整骨院でのサポートも有効です
ストレッチは日々のケアとしてとても大切ですが、それだけで改善が進まない場合もあります。とくに可動域が極端に狭い、痛みが長引いているという方は、体の歪みや筋肉のアンバランスも関係している可能性があります。
整骨院元菊陽町光の森院では、肩関節や肩甲骨まわりの状態を丁寧に確認し、やさしい手技で動きやすい状態へ導いています。ストレッチ指導も含め、日常生活での動かし方まで細かくサポートしています。
まとめ
四十肩・五十肩の改善には、無理のない範囲での継続したストレッチが大きなカギになります。今回ご紹介したストレッチを毎日の生活に取り入れ、少しずつ動きを取り戻していきましょう。
お悩みの方は、整骨院元菊陽町光の森院にて一緒に身体の状態を見直すところから始めてみませんか?