首こりと肩こりから頭痛は痛さや種類が違うの?同じなの?その原因は?

「頭が重い」「ズキズキ痛む」「締めつけられるような感覚がある」など、頭痛の症状は人によって違います。特に、首や肩のこりが原因となる頭痛は、痛み方にも特徴があり、放っておくと症状が悪化することもあります。

今回は、首こり・肩こりが関係する頭痛の種類や特徴、それぞれの原因について解説していきます。

頭痛の種類はさまざま!首こり・肩こりとの関係は?
頭痛の中でも、**首や肩のこりと深く関係しているのが「緊張型頭痛」と「片頭痛」**です。それぞれの痛み方や原因を知ることで、自分に合った対策がしやすくなります。

① 緊張型頭痛(首こり・肩こりが主な原因)
✅ 特徴
・頭全体が締めつけられるような痛み
・鈍い痛みが長時間続く
・肩や首のこりを感じやすい
・デスクワークやスマホ使用が多い人に多い

✅ 原因
長時間の同じ姿勢や、猫背などの悪い姿勢が続くと、首や肩の筋肉が緊張して血流が悪くなり、頭痛を引き起こしやすくなります。また、ストレスや精神的な疲れが重なると、さらに筋肉の緊張が強まり、痛みが続きやすくなります。

✅ 対策
・こまめに姿勢を正す(デスクワーク時は1時間に1回は肩を回すなど)
・ホットタオルやお風呂で首・肩を温め、血流を促す
・深呼吸を意識して、筋肉の緊張を和らげる

② 片頭痛(首こりが引き金になることも)
✅ 特徴
・ズキズキとした拍動性の痛み
・片側だけが痛くなることが多い
・光や音に敏感になりやすい
・吐き気を伴うことがある

✅ 原因
片頭痛は、血管が急に拡張し、周囲の神経を刺激することで痛みが生じると言われています。首こりや肩こりが強くなると、その影響で血管のコントロールが乱れ、片頭痛を引き起こすこともあります。

また、寝不足やストレス、女性の場合はホルモンバランスの変化も片頭痛の要因となります。

✅ 対策
・片頭痛のときは首や肩を温めすぎず、冷やして落ち着かせる
・暗くて静かな場所で安静にする
・カフェインを適度に摂取し、血管の拡張を抑える(※過剰摂取は逆効果)

緊張型頭痛と片頭痛の違いとは?
首こりや肩こりが関係する頭痛の中でも、「緊張型頭痛」と「片頭痛」では対策方法が異なります。

頭痛の種類 痛みの特徴 主な原因 対策方法
緊張型頭痛 頭全体が締めつけられる 首・肩のこり、血流の悪化 温める、ストレッチ、姿勢改善
片頭痛 ズキズキとした痛み(片側が多い) 血管の拡張、ストレス、ホルモン変化 冷やす、暗い場所で休む、カフェインの適量摂取
自分の頭痛の特徴を知り、適切な対応を取ることが大切です。

頭痛を防ぐために普段からできること
首こり・肩こりが原因で起こる頭痛を予防するには、日常生活の中で次のようなポイントを意識することが重要です。

✅ 正しい姿勢を意識する
長時間のデスクワークやスマホ操作で猫背になりやすいため、肩の力を抜いて耳・肩・腰が一直線に並ぶ姿勢を心がけましょう。

✅ こまめにストレッチを取り入れる
同じ姿勢を続けると筋肉が硬くなりやすいため、1時間に1回は首や肩を回す・肩甲骨を寄せるストレッチを行うと効果的です。

✅ 血流をよくする習慣をつける
適度な運動や入浴で体を温めると、血流が改善しやすくなります。特に、お風呂では38~40度くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かると、首や肩の緊張を和らげるのに効果的です。

首こり・肩こりのケアをして頭痛を軽減しよう
首や肩のこりが続くと、それが原因で頭痛が起こることが多くなります。緊張型頭痛と片頭痛では痛み方や対策が違うため、自分の症状に合ったケアを心がけることが大切です。

整骨院元菊陽町光の森院では、頭痛の原因となる首や肩のこりを和らげるためのアドバイスやケアを行っています。

「肩や首がこると頭痛が出やすい」「痛みが続いて生活に支障を感じる」という方は、普段の姿勢や生活習慣を見直すことから始めてみてください。

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