腰が痛い人ほど水分不足?体の巡りを整える正しい水の飲み方について解説
腰痛といえば、「姿勢の悪さ」や「筋肉の緊張」が原因と考えられがちですが、実は 水分不足 も関係していることをご存じでしょうか?
水分が不足すると、 血流が滞りやすくなり、筋肉や関節の動きが悪くなる ため、腰に負担がかかりやすくなります。さらに、体内の水分が減ることで 椎間板(ついかんばん)や筋肉の柔軟性が低下し、腰痛のリスクが高まる こともあります。
この記事では、 腰痛と水分不足の関係 について詳しく解説し、 体の巡りを整える正しい水の飲み方 についてお伝えします。
腰痛と水分不足の関係
水分は、血液やリンパ液の流れをスムーズにする役割を持っています。体内の水分が不足すると、血流が滞りやすくなり、 筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなります。この状態が続くと、筋肉が硬くなり、腰痛が引き起こされやすくなります。
① 椎間板の水分が減るとクッション性が低下する
背骨には、椎骨(ついこつ)と椎骨の間に 椎間板 というクッションの役割を持つ組織があります。椎間板の約80%は水分でできており、適度な弾力を保つことで、腰への衝撃を和らげています。
しかし、水分が不足すると 椎間板の水分量が減少し、クッションの役割が弱まってしまいます。その結果、 腰にかかる負担が大きくなり、腰痛を引き起こす原因 になります。
② 筋肉の硬直が起こりやすくなる
筋肉の柔軟性を保つためには、 十分な水分と血流が必要 です。しかし、水分が不足すると、血流が悪くなり、 筋肉の疲労物質がうまく排出されにくくなります。
特に腰回りの筋肉は、姿勢を支えるために常に働いているため、 水分不足によって硬直しやすい という特徴があります。筋肉がこわばることで、 動きが制限され、腰に負担がかかりやすくなります。
③ 老廃物が排出されにくくなる
体内の老廃物は、 血液やリンパ液を通じて排出 されます。しかし、水分が不足すると 老廃物の排出がスムーズに行われなくなり、疲労がたまりやすくなります。
特にデスクワークや長時間同じ姿勢でいる方は、血流が滞りやすく、老廃物がたまりやすい状態です。こうした状況が続くと、 腰周りの筋肉が張りやすくなり、慢性的な腰痛につながることがあります。
体の巡りを整える正しい水の飲み方
腰痛を防ぐためには、 適切な水分補給 がとても大切です。しかし、 ただ水を飲めばよいというわけではありません。ポイントを押さえた飲み方をすることで、 体内の巡りを整え、腰への負担を軽減 することができます。
① こまめに水分を摂る
「のどが渇いた」と感じたときには、すでに 体は水分不足の状態 になっています。そのため、 のどが渇く前にこまめに水分を摂ることが大切 です。
【おすすめの飲み方】
1回にコップ半分(100~150ml)を目安に こまめに摂取する
朝起きたとき、食事の前後、運動後に意識して飲む
寝る前に少量の水を飲み、夜間の脱水を防ぐ
一度に大量の水を飲むと、 胃腸に負担がかかり、吸収されにくくなる ため、少しずつ摂るのがポイントです。
② 常温の水や白湯を選ぶ
冷たい水を飲むと、 内臓が冷えて血流が悪くなる ことがあります。特に腰痛が気になる方は、 常温の水や白湯 を選ぶことで、体を冷やさずに水分補給ができます。
また、 白湯は内臓の働きを活性化し、老廃物の排出を促す効果 も期待できます。
③ カフェインやアルコールの摂取に注意
コーヒーやお茶に含まれる カフェインには利尿作用 があり、飲みすぎると 体内の水分が排出されやすくなります。また、 アルコールも体内の水分を奪うため、水分補給のつもりで飲むと逆効果になることがあります。
腰痛が気になる方は、 カフェインやアルコールの摂取量を控えめにし、水を意識して飲むことが大切 です。
整骨院元光の森院でのサポート
整骨院元光の森院では、 腰痛の原因となる筋肉の緊張や血流の滞りにアプローチする施術 を行っています。
また、 日常生活で気をつけるべき水分補給のポイントや、腰への負担を軽減する姿勢改善のアドバイス もお伝えしています。
「腰が重い」「朝起きたときに腰がつらい」と感じる方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
腰痛と水分不足には深い関係があり、 水分が不足すると椎間板のクッション性が低下し、筋肉の硬直や血流の滞りが起こりやすくなります。
腰痛を和らげるためには、 こまめな水分補給や、常温の水・白湯を意識的に摂ることが大切 です。
整骨院元光の森院では、 腰痛に対するケアや日常生活でのアドバイス を行っていますので、気になる方はぜひご相談ください。