肩こりの原因は「呼吸」にあった!?深呼吸で改善するメカニズムを解説

日々の生活の中で、肩のこわばりや重さを感じることはありませんか?デスクワークやスマホの使用時間が増えた現代では、多くの方が肩こりに悩まされています。肩こりの原因として「姿勢の悪さ」や「血行不良」がよく挙げられますが、実は 「呼吸の浅さ」も肩こりの一因 になっていることをご存じでしょうか?

呼吸が浅いと、肩周りの筋肉が緊張しやすくなり、疲労がたまりやすくなります。そこで今回は、 肩こりと呼吸の関係性 について詳しく解説し、 深呼吸で肩こりを和らげる方法 をお伝えします。

肩こりと呼吸の深い関係
普段、意識せずにしている呼吸ですが、その質が肩こりに影響を与えることがあります。特に、 浅い呼吸(胸式呼吸)が続くと、肩こりが悪化しやすい と考えられています。

① 浅い呼吸が肩の筋肉を緊張させる
胸式呼吸は、 胸の上部を使って息を吸う呼吸法 です。このとき、主に働くのは 肩や首の筋肉 です。呼吸のたびにこれらの筋肉が使われることで、過度な緊張が生じ、肩こりが起こりやすくなります。

また、 ストレスを感じていると呼吸が無意識に浅くなりやすい ため、緊張状態が続き、肩こりを引き起こすことがあります。

② 呼吸が浅いと血流が悪くなる
呼吸が浅いと 酸素の供給が不足しやすく なり、血流の流れが滞ることがあります。肩や首周りの筋肉は、血液によって酸素や栄養を受け取っていますが、血流が悪くなることで 疲労物質がたまりやすくなり、肩こりの症状が出やすく なります。

また、長時間同じ姿勢でいると 肋骨の動きが制限され、呼吸がさらに浅くなる ため、デスクワークをしている方は特に注意が必要です。

③ 横隔膜の動きが悪くなると姿勢が崩れる
正しい呼吸には 横隔膜(おうかくまく) という筋肉が重要な役割を果たします。横隔膜は、肺の下にあるドーム状の筋肉で、 深い呼吸(腹式呼吸)をするとしっかり動きます。

しかし、 呼吸が浅くなると横隔膜が十分に働かず、姿勢が悪くなりやすい です。姿勢が崩れると、首や肩に余計な負担がかかり、肩こりの原因につながります。

深呼吸で肩こりを改善するメカニズム
浅い呼吸が肩こりの原因になることをお伝えしましたが、逆に 深い呼吸を意識することで肩こりを和らげることができます。深呼吸を行うことで、 筋肉の緊張がほぐれ、血流が良くなる ため、肩こりの軽減が期待できます。

① 腹式呼吸で筋肉の緊張を緩める
腹式呼吸は、 横隔膜をしっかり使う呼吸法 です。この呼吸を行うことで、 肩や首の筋肉に余計な負担がかからず、リラックスした状態を作りやすくなります。

【腹式呼吸のやり方】

リラックスした姿勢 で椅子に座るか仰向けになる
鼻からゆっくり息を吸い、お腹をふくらませる(4秒程度)
口からゆっくり息を吐き、お腹をへこませる(6秒程度)
無理のない範囲で5~10回繰り返す
腹式呼吸を意識することで、 呼吸が深くなり、全身のリラックスにつながります。また、横隔膜の動きが良くなることで 姿勢も整いやすく なります。

② 胸郭を動かして呼吸の質を向上させる
胸郭(きょうかく)は、 肋骨や背骨、胸骨で構成される部位 で、呼吸に重要な役割を果たします。この部分の動きが硬くなると、 呼吸が浅くなりやすく、肩こりが悪化することがあります。

【胸郭を動かすストレッチ】

椅子に座ったまま、両手を頭の後ろに置く
息を吸いながら肘を横に開く(胸を広げるイメージ)
息を吐きながら肘をゆっくり閉じる
5回程度繰り返す
このストレッチを行うことで、 胸郭の動きが良くなり、呼吸の質が向上します。

整骨院元光の森院でのサポート
整骨院元光の森院では、 肩こりの原因となる呼吸の浅さや姿勢の乱れにアプローチする施術 を行っています。

特に、呼吸に関わる 横隔膜や肋骨周りの動きを整える施術 を取り入れることで、 深い呼吸がしやすい身体づくりをサポート します。

また、 日常生活で実践できる呼吸法や姿勢改善のアドバイス も行っており、 肩こりの根本的な負担を軽減するお手伝い をしています。

「肩こりがなかなか良くならない」「姿勢が気になる」という方は、お気軽にご相談ください。

まとめ
肩こりと呼吸には深い関係があり、 呼吸が浅いと筋肉が緊張し、血流が悪化して肩こりが生じやすくなります。

肩こりを和らげるためには、 腹式呼吸を意識し、胸郭の動きを改善するストレッチを取り入れることが効果的 です。

整骨院元光の森院では、 呼吸の質を向上させる施術や姿勢改善のアドバイス を行い、肩こりの軽減をサポートしています。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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