スポーツ選手に多い筋・筋膜性腰痛!痛みを和らげるポイントとは?

スポーツをしていると、腰に違和感を覚えたり、動かすたびに痛みが出たりすることがある。特に、筋・筋膜性腰痛はスポーツをする人に多く見られる症状のひとつ。この腰痛は筋肉や筋膜が原因となって起こるため、放置するとパフォーマンスの低下につながることもある。

そこで今回は、筋・筋膜性腰痛の特徴や原因を解説しながら、スポーツを続けるための対策について紹介する。

筋・筋膜性腰痛とは?
筋・筋膜性腰痛は、筋肉や筋膜の炎症や過度な負担によって起こる腰の痛みのこと。急激な負荷や繰り返しの動作で筋肉が硬くなると、血流が悪くなり痛みを感じやすくなる。スポーツをしている人は、瞬発的な動作や同じ動作の繰り返しが多いため、筋肉への負担が大きくなりやすい。

特に以下のようなスポーツをしている人は注意が必要だ。

サッカーやバスケットボール:急な方向転換やダッシュが多いため、腰に負担がかかる
野球やゴルフ:スイング動作で腰をひねることが多く、筋肉が過度に緊張しやすい
陸上競技:走る動作が多く、腰の筋肉に負担がかかる
このように、スポーツの種類によって負担のかかる筋肉は異なるが、共通しているのは「腰の筋肉を酷使している」という点。負担がかかる状態が続くと、筋膜が硬くなり、痛みを感じるようになる。

筋・筋膜性腰痛の主な症状
筋・筋膜性腰痛の症状には以下のようなものがある。

腰を動かしたときに痛みを感じる
同じ姿勢を続けると腰が重だるくなる
朝起きたときに腰がこわばる
運動後に痛みが強くなるが、しばらくすると軽減する
これらの症状がある場合、筋肉や筋膜に負担がかかっている可能性が高い。そのまま運動を続けると、さらに痛みが悪化することもあるため、早めにケアを行うことが大切だ。

スポーツを続けるための対策
① ウォームアップとクールダウンをしっかり行う
運動前後のストレッチや軽い体操を行うことで、筋肉の柔軟性が高まり、負担が減る。特に腰周りの筋肉を伸ばすストレッチを意識するとよい。

② 体幹を強化する
腰への負担を減らすためには、体幹の筋力を高めることが重要。プランクやブリッジなどのトレーニングを取り入れることで、腰が安定しやすくなる。

③ 正しい姿勢を意識する
スポーツ中のフォームが崩れると、腰に負担がかかりやすくなる。特に、腰を反らせすぎたり、猫背になったりすると、筋肉への負担が増えるため注意が必要。自分の姿勢が正しいかをチェックし、必要に応じて修正することが大切だ。

④ こまめに休息をとる
疲労がたまると筋肉が硬くなりやすいため、適度に休息をとることも重要。無理にトレーニングを続けるのではなく、体の回復を優先することも必要になる。

⑤ 整骨院でメンテナンスを受ける
セルフケアでは限界がある場合、専門家に相談するのも一つの方法。「整骨院元くまなん院」では、スポーツによる腰の負担を軽減するためのアドバイスや施術を行っている。定期的なメンテナンスを受けることで、腰痛を予防しながら快適にスポーツを続けることができる。

まとめ
筋・筋膜性腰痛は、スポーツをする人にとって避けて通れない問題。しかし、正しいケアを行えば、腰への負担を減らしながらスポーツを続けることが可能だ。

腰に違和感を感じたら、まずは自分の体の状態を見直し、適切なケアを取り入れてみよう。負担を減らす習慣を身につけることで、より快適にスポーツを楽しむことができる。

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