腰を支えている縁の下の力持ちの筋肉

腰を安定させるためには、いくつかの重要な筋肉が影響しています。これらの筋肉は直接腰を支える役割を果たし、日常生活の動きや姿勢維持に欠かせない存在です。どんな筋肉が腰を支え、どのように働いているのかを見ていきましょう。

腰を支える主な筋肉
腰方形筋(ようほうけいきん)
背骨と骨盤をつなぐ筋肉で、体を横に曲げたり背中を伸ばす動きをサポートします。この筋肉が弱くなると、腰痛の原因になりやすいです。長時間座りっぱなしの生活や姿勢の崩れが影響を与えやすい部位でもあります。

多裂筋(たれつきん)
背骨を安定させるために重要な筋肉です。背骨の小さな動きをコントロールし、体のバランスを保つ役割があります。普段は意識しづらい筋肉ですが、腰を動かす際には欠かせません。

大腰筋(だいようきん)
背骨から骨盤、太ももにかけて伸びる筋肉です。股関節を動かす時や体を前後に曲げる動きに関わります。座りっぱなしで硬くなることが多く、腰への負担が増す原因になりやすい部分です。

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)
背骨に沿って縦に走る筋肉の集合体です。上体を起こしたり、姿勢を保つ際に働きます。この筋肉が弱ると、猫背や腰痛につながりやすくなります。

腹横筋(ふくおうきん)
お腹をぐるりと覆う筋肉で、体幹を安定させる役割があります。体をひねる動作や、内臓を支える力を担っています。この筋肉がしっかり働くことで、腰の負担を減らすことができます。

これらの筋肉を支えるポイント
腰を支える筋肉を元気に保つには、適度な運動と良い姿勢が重要です。

ストレッチ
筋肉の柔軟性を保つことで、腰への負担を軽減できます。特に、腰方形筋や大腰筋を伸ばすストレッチは効果的です。

体幹トレーニング
腹横筋や脊柱起立筋を鍛える簡単な運動を日常に取り入れてみましょう。例えば、プランクや軽いスクワットが腰を安定させる助けになります。

姿勢改善
正しい姿勢を維持することが筋肉への負担を軽くします。椅子に座るときは骨盤を立て、耳、肩、腰が一直線になるよう心がけましょう。

過度な負担を避けるために
無理な動作や長時間同じ姿勢を続けることは、これらの筋肉に負担をかける原因となります。特に腰に違和感を感じる場合、早めにケアを行うことが大切です。

整骨院元菊陽町光の森院では、一人ひとりの筋肉の状態や体の動きに合わせたアドバイスを行っています。腰を支える筋肉を効果的にサポートするための情報をお伝えし、健康な毎日を目指してお手伝いします。腰に関するお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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