詳しく解説!骨盤の中でも重要な仙骨の役割について

仙骨は、骨盤の中心に位置する大きな三角形の骨で、体の安定に大きく関与しています。仙骨は背骨の一部であり、5つの仙椎(せんつい)が一体化してできています。この仙骨が骨盤と腰椎(ようつい)をつなぐ役割を果たしており、全身のバランスを支える重要なポイントです。

仙骨は、体重を腰から骨盤、そして下半身に伝える役割があります。歩いたり走ったりするとき、仙骨を通して腰から脚に力が伝わり、スムーズな動作ができるようになります。仙骨が正しい位置にあることで、腰や脚に余分な負担がかからず、全体のバランスが保たれます。しかし、仙骨が歪むと、腰や骨盤に負担が集中し、腰痛や脚の痛みの原因になることがあります。

また、仙骨は体の姿勢を整える役割も持っています。正しい姿勢を維持するためには、仙骨がしっかりと骨盤の中央に位置していることが大切です。仙骨が傾いたり、ズレたりすると、体全体のバランスが崩れ、姿勢が悪くなるだけでなく、腰や背中の筋肉にも余計な負担がかかります。これが原因で、慢性的な腰痛や背中の痛みを引き起こすこともあります。

さらに、仙骨は骨盤内の臓器を支える役割も果たしています。骨盤内には腸や膀胱、女性であれば子宮などの大切な臓器が収まっていますが、仙骨とその周辺の骨がこれらをしっかりと支えることで、内臓が正しい位置に保たれます。これによって、内臓の働きがスムーズになり、体全体の健康が維持されるのです。

仙骨が歪む原因としては、長時間の座り仕事や不良姿勢、運動不足などが挙げられます。デスクワークやスマートフォンを使うとき、猫背になっていることに気づかないことが多いですが、その姿勢が続くことで、仙骨に負担がかかりやすくなります。また、無理な体勢で重い物を持ち上げるといった動作も、仙骨の位置をズラす要因となります。

仙骨が歪むと、腰や骨盤に直接影響を与え、痛みや不快感を引き起こすだけでなく、全身のバランスが崩れてしまいます。そのため、仙骨の正しい位置を保つことが非常に重要です。整骨院元菊陽町光の森院では、仙骨の歪みやズレを調整する施術を行い、体全体のバランスを整えるサポートをしています。適切なケアを受けることで、仙骨の健康を保ち、腰や背中の痛みを予防することが可能です。

仙骨が正しく機能していると、体全体の動きがスムーズになり、腰や脚の負担が軽減されます。また、正しい姿勢が維持されることで、長時間のデスクワークや立ち仕事でも、腰や背中に余計な疲労を感じにくくなります。仙骨を含めた骨盤周りの健康を保つためには、日常生活での姿勢を意識し、定期的なストレッチや運動を行うことが大切です。

仙骨は骨盤の中でも非常に重要な役割を持つ骨であり、腰や背中、脚に至るまで広範囲に影響を与える存在です。体の中心に位置する仙骨を健康に保つことで、快適な生活を送るための基盤が整います。

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