「立ち方」によって1日で体調が変わる!?姿勢と自律神経の深い関係

毎日何気なく立っている姿勢が、 体調に大きな影響を与えている ことをご存じでしょうか?

姿勢が乱れると、肩こりや腰痛だけでなく、 自律神経のバランス にも影響を及ぼします。

「最近、疲れやすい」「なんとなく気分がスッキリしない」と感じる方は、 立ち方を意識するだけで体調が改善する可能性がある かもしれません。

今回は、 姿勢と自律神経の関係、そして良い立ち方のポイント についてお伝えします。

自律神経とは?体調との関係を解説
自律神経は、 無意識のうちに身体のさまざまな機能を調整している神経 です。

大きく分けて 交感神経 と 副交感神経 の2つがあります。

・交感神経 :活動時や緊張しているときに優位になる。心拍数が上がり、血流が活発に
・副交感神経 :リラックス時や睡眠中に優位になる。心拍数が落ち着き、内臓の働きがスムーズに

この2つのバランスが崩れると、 疲れが取れにくくなったり、体調がすぐれなかったりする ことが増えます。

では、この自律神経が 姿勢とどのように関係している のでしょうか?

姿勢が自律神経に影響を与える理由
人間の身体は、 背骨を中心に自律神経が通っています。

そのため、 立ち方や姿勢が乱れると、背骨周りの筋肉や神経が圧迫され、自律神経の働きが低下しやすく なります。

特に、以下のような 悪い立ち方 をしていると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

① 猫背の姿勢
長時間のデスクワークやスマホの使用で 背中が丸くなっている と、胸が圧迫され 呼吸が浅く なります。

呼吸が浅いと、副交感神経が働きにくくなり、 リラックスしづらい状態 になりやすいです。

「なかなか疲れが取れない」「常に肩や首がこっている」と感じる方は、猫背の影響を受けているかもしれません。

② 反り腰の姿勢
背中を過剰に反らせる 反り腰の姿勢 は、腰や骨盤周りの筋肉に負担がかかるだけでなく、 交感神経を刺激しすぎる ことがあります。

その結果、 リラックスしづらくなり、寝つきが悪くなる ことも。

普段から「腰が疲れやすい」「寝ても疲れが取れにくい」と感じる方は、反り腰になっていないかチェックしてみるのもおすすめです。

自律神経を整えるための正しい立ち方とは?
立ち方を改善することで、 自律神経のバランスが整いやすくなり、疲れにくい身体へとつながります。

ポイントは、 無理なく身体の軸を整えること です。

① 足裏の重心を意識する
正しい姿勢をつくるためには、 足のどこに重心がかかっているか が重要です。

・ つま先に重心がかかると、前傾姿勢になりやすい
・ かかとに重心を置きすぎると、腰が反ってしまう

理想は、 足裏全体にバランスよく体重をのせる ことです。

簡単なチェック方法として、 かかと・親指の付け根・小指の付け根の3点に均等に体重をかける意識 をしてみましょう。

② 骨盤の位置を整える
姿勢の要となる 骨盤の位置 が乱れると、背骨全体のバランスが崩れ、自律神経の働きに影響を与えます。

【チェック方法】
壁に背中をつけた状態で立ち、 腰の後ろに手が1枚入る程度の隙間があるかどうか 確認してみましょう。

・ 手が入りすぎる → 反り腰になっている可能性
・ 手がほとんど入らない → 猫背になっている可能性

この状態を意識しながら、 腰を反りすぎず、背中を丸めすぎない位置 をキープすることがポイントです。

③ 肩の力を抜き、あごを引く
肩が内側に入りすぎたり、 あごが前に出たりしていると、首や肩の筋肉が緊張しやすく なります。

立っているときに 肩の力を抜き、あごを少し引くように意識する ことで、全身のバランスが整いやすくなります。

まとめ
姿勢が乱れると、 背骨周りの神経が圧迫され、自律神経のバランスが崩れやすく なります。

・猫背の姿勢 → 呼吸が浅くなり、リラックスしづらい
・反り腰の姿勢 → 交感神経が過剰に働き、疲れやすくなる

正しい立ち方を意識することで、 自律神経が整いやすくなり、体調管理にもつながります。

【ポイント】
✅ 足裏全体にバランスよく体重をのせる
✅ 骨盤の位置を整え、反りすぎ・丸まりすぎを防ぐ
✅ 肩の力を抜き、あごを引いて姿勢をキープする

整骨院元光の森院では、 姿勢のチェックや自律神経を整えるためのアドバイスも行っています。

「最近、なんとなく体調がすぐれない」「疲れが抜けにくい」と感じている方は、 立ち方を見直してみるとよいかもしれません。

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